Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2012年4月号 文学部 C.Y

この一年を振り返って

この一年、本当にいろんなことがありました。楽しかったことはもちろん、しんどかったこと、逃げ出したい時期などいろんな思いをしました。私は胸を張ってこの一年本当にいい経験ができたと言えます。そして同時にこの留学がもう終わってしまうことを本当に残念に思います。私はまだまだ自分の英語力に満足していません。また、まだまだアメリカでやりたいことはたくさんあります。はっきり言ってこんな気持ちになることは留学に行く前からわかっていました。たった一年ですべて自分がしたいことをやりきるのは無理だと自覚していましたが、それでもやっぱり今ここにきて私は強くまたアメリカに戻りたいと思いました。どんなに時間がかかっても、どんなにお金がかかっても、自分に刺激を与えるために、自分の見方がすべてではないということを実感するためにいつの日かもう一度この一年で経験してきた様々な気持ち、考え方の変化を感じたいなと思いました。そして、今回の留学で出会ったすべての友達との友情をフェイスブックやメールで連絡を取り合って保ち続けたいなと強く思いました。また、もっと自立しなければならないなということも実感しました。この留学に行くまで私はずっと実家で住んでいたので、かなり親に甘えることが多かったと思います。でも、これからはもっと自分から動き出して、私が親を支えていかないといけないなと思いました。

 

帰国後の留学経験をどう生かすか

私はとにかく早めにTOEICなどの資格に挑戦したいと思います。そして、とにかくこの英語力を落とさないために、例えば、洋楽を聴いたり、洋画を見るようにするなどして、自分から極力英語に触れていくことを忘れないようにしようと思います。将来的にはもちろん、英語を使う仕事に就きたいと思っていますが、もっと自分の英語を日本にいながら伸ばしていこうと思います。この留学で感じたことは、英会話教室などに通うよりもとにかく興味を持つことが一番英語を伸ばす秘訣なんじゃないかと思いました。実際、面白いイディオムや単語を見つけた時、ほかのイディオムや単語より覚えやすく覚えるのも楽しかったからです。この経験から英語に関してだけでなく、今まで自分が興味のなかったことに関してもとりあえず参加してみて、興味があればそれについて追及していこうという姿勢を大事にしていこうと思います。また今回の留学を通して私は自分の世界観は少し間違っていたんじゃないかとい思いました。これからは、もっと物事を客観的に、また冷静に判断していけるように柔軟な考え方を養っていこうと思いました。また、留学期間中にもっと日本人は、世界に進出するべきだと思うことが何度もあったので、自分のアイダホ大学での経験を自分の友人や後輩などに話して、彼らがアメリカに限らず少しでもほかの国に対して興味を持てるような、いい刺激を与えられればいいなと思います。

 

アイダホ大学に留学できたことに感謝

アイダホ大学に一年留学して、本当にたくさんの人に感謝しています。現地で仲良くしてくれた友達、日本人の仲間たち。たった一年過ごしただけですが、本当にかけがえのない存在です。みんなに出会えたことに、私を支えてくれたことに本当に感謝しています。日本に戻ることで会えなくなるのは本当にさみしいけれど、いつか絶対に会えることを信じています。強く願えば、努力でなんとでもなる。たとえ想い描いたゴールと違っても、努力は絶対に無駄にならないと信じています。また、私が留学中に遠くから見守ってくれていた友達、家族、龍谷大学関係者の皆さん、本当にありがとうございました。時に自分の都合でイライラしてしまったり、素直になれなかったり、返事が遅れてしまったことなど色々とご迷惑をおかけしたことをお許しください。皆さんのおかげで私は本当に充実した一年を過ごすことができ、本当に幸せでした。いつまでも私は、周りにいる人々に支えられていることを意識しながら、これからも残りの大学生活を過ごしたいと思いました。そしてこの留学経験を無駄にしないように、自分でできる努力を日本で頑張っていきたいと思います。本当に有意義な一年間をありがとうございました。