Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2013年4月号 文学部 Y.Y

この1年間を振り返って

あっという間の1年間でした。留学前は、海外で1年間も家族や友達と離れて生活することができるか不安でした。しかし、留学中はたくさんの友達に囲まれ、一度もホームシックに陥らず、結果的に有意義な一年を過ごすことができました。もちろんまだまだ挑戦したかったことはいくつもあり、1年間では足りないと感じています。1年間、勉強し、たくさんの場所を訪れ、たくさんの人々と交流しました。大学生活のなかで最も勉強に向き合った1年間だと思います。勉強することの意義、楽しさを学ぶことができました。始めは英語に苦戦することもありましたが、日々の生活、授業を通して、ひしひしと自分の英語力の向上を感じることができました。留学中、勉強のストレスでなんどか落ち込むことがありましたが、自分で留学することを決めてきたのだから、最後までやり遂げようと思い、困難を乗り切ることができました。

 

 

帰国後どう留学経験を生かすか

帰国後、勉強面では英語をもっと勉強し、卒論に向けての研究を進めるつもりです。同時に、5回生ということもあり就職活動も本格的に開始する予定です。留学中から龍谷大学のキャリアセンターと連絡を取り、企業を調べたり、エントリーシートを書く練習をしたりしてきました。しかし、海外にいると就活するにも制限があるので、帰国後はすぐに本格的に就活を始められるよう準備を進めています。

 

 

アイダホ大学で留学すること

アイダホ大学はアイダホ州もモスコーという街にあります。大きな街ではなく田舎で、生活している人の多くがアイダホ大学の学生です。田舎だからといって生活に困ることはありませんし、必要なものは全て歩いて調達することができます。犯罪もなく、夜一人で歩いていても安全です。現地の人も、みんな親切です。図書館や、カフェテリア、大学のシステムなどもとても充実しており、1年間勉強に集中することができました。ただ1年間勉強していただけではなく、アメリカ人や留学生と一緒に遊びに出かけることもたくさんありました。大きな都市ではなく、田舎ですが、様々な国や地域からたくさんの留学生がアイダホ大学で勉強しています。龍大でいう国際部のようなところが、色々なイベントを企画するため、友だちもたくさんでき、楽しい留学生活を送ることができました。アメリカでも都会では、物価は高く、田舎に行けばいくほど、物価は安くなります。モスコーはその点でとても節約して暮らせることができます。スーパーの価格も都会に比べると安く、アパートの家賃も3分の1程度に抑えることができます。留学は楽しいことばかりではありませんでしたが、友だちや先生、アイダホの自然に支えられて、本当に楽しく過ごすことができました。