<授業紹介②>
前回に引き続き残りの授業について書きたいと思います。フランス語とReadingPopularCultureという授業を取っていますが、どちらの授業もカナダ人学生に混じっての通常の大学の授業になります。
フランス語: 言語の授業は週5で構成されています。週に一回LABと呼ばれる形式がとられ、LABではフランス人の学生の(アシスタントのような)人とワークブックをしたり、会話をしたり、音楽を聴いたり、たまに映画を観たりします。この授業は主にリスニングとスピーキングがメインで通常のフランス語の授業よりも少人数で行われます。残りの週4の授業では文法や語彙などを勉強しますが、ペアワークが多く新しい表現を習ったら実践して使ってみるという感じなので頭に入りやすいです。1時間の授業なので集中して受けることができ、毎回時間が過ぎるのがあっという間に感じます。またフランス語はカナダの第二言語ということもあって、カナダ人の学生は上手に話せる人が多いです。日本人のわたしにとって、フランス語の発音はとても難しいですが、日本にいたときにフランス語を取っていたので、授業には今のところ問題なくついていけています。 Reading Popular Culture: 名前の通りポピュラーカルチャーについての授業です。映画の場面場面を通して文化を読み取ったり、サウンドトラックが与える影響について学んだり、ショッピングモールの役割、影響、女性のダイエット、整形手術等、内容をまとめて書くのが難しいのですが、わたしたちが関心のあることが取り上げられているので非常におもしろい授業です。また小規模のクラスなので、教授の問いかけに学生がレスポンスをしたり、自分の考えを述べたりして、いろんな人の考えを聞くことができます。さらに教授がとても親切な方で、授業終わりに勉強した内容をまとめて教えてくれ、軽いディスカッションをします。9月にエッセイを書く形式の小テストがあったのですが、丁寧に添削してくれ文法間違いやよりよい表現の仕方等も教えてくれました。先週にはエッセイの提出があったのですが、それもチェックしてくれ、たくさん助けられています。 どちらの授業もとても親切な教授で、満足した内容です。
<治安、危険を感じたこと、トラブル等について>
とくに治安で危険を感じたり、トラブルに遭遇したりしていないので今のところ大丈夫です。ロンドンは非常にのどかで治安のいいところだと思います。酔っ払った人や騒いでいる人をまれに見ることがありますが、とくに危害を加えてきたりすることはありません。夜に出歩いても大丈夫ですが、これはどこの国にも言えると思うのですが治安がいいにせよ夜出歩くときは気をつけなければいけないと思います。とくに一人で出かけるのは避けた方がいいと思います。
今回はカナダの行事?というかイベントについて書きたいと思います。まず10月にはThanksgiving dayという行事があります。もともとは収穫を祝う日だそうですが、北アメリカでは大きな行事で祝日になるほどです。この日には親戚一同が集まり、七面鳥を食べるそうです。わたしもカナダ人家族の家にお邪魔させてもらったのですが、おいしいごちそうを頂き、家族みんなでゲームをしたりと、とても心温まる時間でした。日本にはない行事で非常に素敵な経験でした。10月の終わりにはお待ちかねのハロウィンパーティーに参加してきました。いろんな仮装をしている人が街にたくさんいてにぎやかな夜でした。わたしももっと用意すべきだったと後悔しています。(笑)11月にはRemembrance dayという日が設けられていて、第一次、二次大戦での戦没者に対して追悼する日です。この日にポピーのブローチをしている人をたくさん見ました。花言葉が”慰め”、”忘却”という花言葉にちなんでいるそうですが、この日にカフェやショッピングセンターに行くとブローチをもらえるところが多いそうです。わたしの住んでいる地域では違いましたが、バンクーバーでは祝日だったらしく祝日になっているところも多いそうです。そしてハロウィンが終わったと思うとすぐにクリスマスに切り替わります。この間もダウンタウンでクリスマスパレードがあって、歌っている人、ダンスしている人、演奏している人、着ぐるみ、動物(アルパカもいました)、そして最後にはサンタさんが来てとても寒い日でしたが楽しいイベントでした。幸せそうな顔がたくさん見れてこちらまで幸せになりました。最近は大きな公園でライトアップが始まり、夜はとてもきれいです。そんな感じでカナダはすっかりクリスマスモードです!