Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キングス・ユニバーシティーカレッジ
2010年9月号 国際文化学部 K.T

<オリエンテーションについて>                                             

オリエンテーション期間は二週間ほどありました。最初の一週間は留学生のためのもので、ボーリングしたり、パーティーがあったり、湖に行ったり、ショッピングモールに行ったり、大学の説明があったり、ナイアガラの滝に行ったり・・・と毎日スケジュールがたくさんあって忙しかったです。この期間に銀行口座の開設もしました。しかしこの一週間は留学生のみんなを知るためのよい機会でした。留学生のほとんどは中国、韓国のアジア勢です。日本人は予想以上に見かけることがなくて驚きました。またアシスタントの学生はとても親切でフレンドリーです。大学からバスで三時間ほどかけて行ったナイアガラの滝は見事でした。この日は風が強く冷え込んでいてとても寒かったですが、自然の壮大さに触れた一日でした。そして翌週はキングスの新入生のためのオリエンテーション期間でした。毎朝イベントの前になると新歓委員的な先輩の人たちが部屋の扉を叩いて起こしたり、歌を歌っていたりととてもにぎやかな毎日でした。初めは驚いて何事かと思いましたが次第に慣れていきました。カナダの学生はとても元気です!そんな感じで忙しい二週間でしたが日本とは違った経験ができておもしろかったです。カナダ人のパワーとエネルギーを感じたオリエンテーションでした。

<環境について>                                                     

まず街並みについてですが、私の住むイギリスではなくカナダのロンドンというところは一言で言うと田舎です。周りは緑いっぱいでリスを見かけるのは普通ですし、夜になるとたぬきも見かけます。ガチョウの親子が道路を横断しているのも見かけました。家もひとつひとつが大きくなくて外観もとてもかわいらしいです。ロンドンは自然に囲まれていてのどかな環境です。治安も悪くなくて割と安全なところだと思います。また気候は日本に比べて寒いです。次に交通の便についてですが、主な交通手段はバスです。バスで行けば近くにショッピングモールもあり、その近くにスーパーもあるので必要最低限のものは十分手に入ります。ダウンタウンに行けばいくつか日本食のレストランもあります。また少し離れたところに大型ショッピングモールもあるので、買い物を楽しむこともできます。最後に大学の施設についてですが、整っていると思います。図書館も朝から深夜の12時まで開いていますし、メインキャンパスまで行けば映画館やカフェやレストラン、本屋、薬局、ジムなどがあります。何度かジムを利用しましたがバドミントンやスカッシュ等のスポーツもできますし、ランニングマシーン、さらにはプールもあるので泳ぐこともできます。体を動かしたい方にはぜひおすすめです!またメインキャンパスまでは歩いて20分程度ですが、スクールバスを利用できるので簡単に行くことができます。キングス自体は大きな大学ではなく、こじんまりとしています。

<自由テーマ>                                                        

自由テーマは食と寮生活について書きたいと思います。大学内のカフェテリアにいくつかお店があります。あまりバラエティーに富んではいませんが、ファーストフードだけでなく日本食もあるのでお寿司やうどんなども食べられます。学生証のIDにお金が入っているので、大学内では現金なしでも大丈夫です。初めはなかなか口に合わなかったですが、最近は慣れてきました。とくにマフィンやクッキー、ドーナツ等のお菓子はお気に入りです。大学内のカフェテリアに飽きたら、ダウンタウンやショッピングモールに行くと日本料理や韓国料理、中華料理などのアジアンフードを食べられます。次に寮についてですが、二人一部屋です。私のルームメイトはカナダ人です。親元を離れて暮らすのも初めて、ましてや外国、ということでいろいろ不安はありますが今のところ問題なくやっています。シャワー、トイレ、キッチンは共同です。キッチンも使えるので、自炊することもできます。最近はお風呂が恋しいです。