この1年を振り返って
あっという間の留学生活でした。正直、もう留学生活が終わるんだとういう実感がありません。一番の収穫は、多国籍文化の中で共存する人々と共に生活をし、多くの人と出会い、たくさんのことを学んだことです。異文化の共存に興味が昔からあったので、私のように同じ民族同士が主にいる国で育ったものから、つまり外側からみる異文化社会の共存の在り方と、共存している人たち、つまり内側から見た場合の違いなどを学び、自分が想像していなかったような答えに出会いました。また、海外での生活をしてみると、私はとても幸せな環境にいて、それが当たり前で、何事にも感謝することを忘れていたことに、気づかされました。日本は、世界の中でも、とても技術が進んでいて、その中での生活が当たり前で、でも他の国ではそれは稀なことがたくさんあります。色々自分に合わないことがでてくることがありますが、だからこそもっと頑張ろうという気持になりました。
帰国後どう留学経験を生かす予定なのか
私は4回生なのですが、留学する前から進学を希望していたので、そのためにさらなる英語力を身につけ、また将来へとつながるようにしていきたいと考えています。卒業後は、カナダで国際貿易の資格を取ろうと考えているので、経済や経営の専門用語の強化、また今まで出会いに感謝し、異文化の共存について更なる研究を自分なりに、進めていきたいと考えています。学んだことをその場だけで終わらすのではなく、これでいいというものはないので、前に進み、自分の最終目標を目指して、日々の努力をこつこつ続けていこうと思います。
自由テーマ
この留学は、自分一人では決して成り立たなかったと思います。私は、1人でなんでもできると思っていました。しかし、人は1人で生きていったり、何かをなしとげることはできないんだと改めて思い知らされました。親にもお金の面でたくさんお世話になったり、もちろんそれだけでなく、陰でたくさん私を支えてくれました。国際部の皆さんにも、定期的にメールをいただき、励みにもなりました。出会った友人にも、色んな私の知らない情報や知識を分けてもらい、だからこそ私は物事に対して、柔軟性をもち、幅広くかんがえることができるようになりました。自分だけでやろうと思えば、確かにできるかもしれません。しかし、それは自分の考えだけで物事が進み、自らの殻にとじこもるのも同じなのです。意見の食い違いや、受け入れがたいこともたくさんあります。しかし、人の考えや助けを聞こうとする意志をもてば、自分の足りないものが見えてきたり、周りに感謝する気持ちを持つことができると思います。人との出会いの大切や、身近な人たちにする感謝の気持ちを持ちながら、日常生活を送ることの重要さを改めて感じました。