Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2010年11月号 経営学部 K.H

授業紹介2

ELS: English for Academic Purpose- level2

 このクラスは、ESL(第二言語としての英語)のためのクラスです。10人ほどの少人数で授業が行われます。週に2回それぞれ3時間ずつ授業が行われます。授業内容は、エッセイを書いたり、英語の文章を読んで要約する練習をします。おもしろいのが、クラスメートの何人かはカナダの国籍を取るためにこの授業を受けている人がいるということです。クラスメートはインド、中国、サウジアラビア、イラク、ユーゴスラビア、アルジェリアからなど世界各国からの学生がいます。日本人はキャンパス内で私と龍谷から一緒に来た人1人なので、英語の学習環境には最適です。カナダ国籍を取得したい学生は人一倍勉強熱心で、私も頑張ろうという気持になりますし、クラスの雰囲気もとても良いです。

治安、危険を感じたこと、トラブル等について

 バンクーバーに滞在して3カ月ですが、危険だなと感じたことはありません。交通機関は、スカイトレインという電車やバスがあり、日本と同じように安心して1人で乗れます。ただ、やはり日本と違い、カバンは必ず自分の体の前で持つことが大事だと思います。カナダ人が危険だと言っているところは、ダウンタウンにあるチャイナタウンとノースサレーです。この2つの地域は夜に女性が1人で歩くことをお勧めしないとカナダ人のほとんどが言っています。しかし、日中は、チャイナタウンは活気がある町として、ノースサレーはサレーからダウンタウンへ行く交通路としてにぎやかです。

トラブルについては、学校に自転車を置いていたら自転車をパンクさせられました。学校が始まって3、4日目に家に帰ろうと思い、自転車に乗ったらタイヤの空気が抜かれていました。自転車で通っている人はクワントレン学生全体の1%に満たないです。そのため、龍谷大学のように警備員も居なく、駐輪場もありません。自転車は小屋のような小さなケージに入れます。鍵をしていたので、自転車は取られませんでしたが、学校内でも悪さをする人がいることを実感しました。結局その時は1時間歩いて家に帰りました。

引っ越し

今月、今住んでいるサレーからホワイトロックという町に引っ越しました。アパートではなく一軒家の一室を借りて住んでいます。ホワイトロックはブリティッシュコロンビアの最南端にあり、アメリカへの入り口でもあります。ホワイトロックからクワントレン大学まではバスで1時間ほどかかりますが、家の周りは静かな環境で、勉強もできますし、近くにはビーチやショッピングセンターもあり生活するには便利です。私の他に、中国人女性も借りていて、家主のカナダ人とその子供の4人で住んでいます。みんなとてもフレンドリーで親切です。毎晩リビングで、それぞれ今日あった出来事を話したりして、大学以外の、カナダの日常の、色々なことが分かり楽しいです。