Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2013年11月号 経済学部 K.I

現地の学生、友人について

私の通うサレーキャンパスでは様々な国籍の生徒と出会う事ができます。ELSTでは比較的中国人が多いのですが、スリランカやアフガニスタン、ブラジルやベトナムなど様々な国の人と交流できます。しかしELSTの授業では中国語がよく飛び交うため、先生が注意する事も多いです。逆に日本人は少なく、現在サレーキャンパスには私を含めて6人なので英語を話す面で非常に適した環境であると思います。また、友達繋がりで他の大学の生徒と友達になったり、イベントに参加して友達を作ったりなどクラス以外にもたくさん友達を作ることができます。国によって英語のアクセントや癖も異なるため、自分が理解していることでも聞き取れない場合も時々ありますが、お互いに勉強になりとても面白いです。ELSTに限らず、レギュラーのクラスでもクワントレンは少人数制なので、多くてもせいぜい30人程度です。グループワークやグループでのプレゼンテーションの機会が多いので、クラス内でも簡単に友達を作ることができます。バンクーバーまで行くと観光客やワーキングホリデーなどで日本人の人達を目にする事が多いですが、サレーでは全く言っていいほどないです。英語を流暢に話せなくても相手は理解してくれようとするので、あまり気にせず自分から話しかけることが重要だと思います。友達とは基本的にはケータイやFacebookのメッセージを通じて連絡を取っています。Facebookではクワントレンのコミュニティもいくつかあるので、コミュニティを通して友達を作ったりイベント等の情報を得たりすることもできるので非常に便利です。

 

治安・危険を感じたこと、トラブルについて

私はサレーの南の方(ホワイトロックの近く)に住んでいますが、昼間は特に治安が悪いと感じたことはありません。しかし、現地の人やホストファミリーに聞くとノースサレーはあまり治安がよくないそうです。特にバンクーバーに行くためのSkytrainの駅(Surrey Central StationやGateway)付近は特に治安が悪く、去年まではドラッグの販売が多く、留学生が2人殺されたなどのニュースを大学の先生から聞きました。今では街灯が設置されたり警察官が見回りをしていたりなど、以前に比べるとかなり安全になったそうですが、あまり雰囲気はあまりよくないです。またカナダでは日本と異なり知らない人と会話するのが日常的です。カナダの人達は親切で普段はあまり気にする必要はないと思いますが、夜間1人や少数で行動する時に知らない人に話しかけられる場合、自分は狙われていると考えた方がいいと思います。私も以前、Newton Exchangeというバス停でバスを待っていると3人の男の人に話しかけられました。その時は宗教の勧誘で少し話すと彼らは去って行ったのですが、少し恐怖でした。夜間もSkytrainやバスも何本か運行していますが、タクシーの初乗りは3ドル程度とそれほど高くないので、タクシーを利用する事をお勧めします。タクシーは日本同様に電話で呼ぶ事が出来るため大変便利で、呼ぶための費用はかかりません。安全とは言っても海外なので、昼夜問わず常に周りに必要最低限の注意を払う必要はあると思います。