Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2014年12月号 国際文化学部N.K

1.治安、危険を感じたこと、トラブルについて

カナダのバンクーバーは比較的治安が良く、安全な街だと思います。今のところ危険な目に遭ったことはありませんし、トラブルに巻き込まれたことはありません。ただ、周りの友達がいくつかトラブルに巻き込まれたことがあるので、そのことについていくつか紹介したいと思います。

ダウンタウンにある有名な大きな図書館は、非常に盗難に遭いやすいことで知られています。自分の持ち物は自分のすぐ足元に置いておかないと、目を離した隙に盗られることがあると言われています。私の友達は、ちょっと席から離れた時にノートパソコンをほぼ自分の目の前で盗まれてしまったと言っていました。そこの図書館だけではないですが、自分の荷物の管理はどこに行っても徹底することが大切だと思います。

また、バンクーバーのチャイナタウンという所は、他のエリアとは全く違った異様な空気が漂う非常に治安の悪い所で有名です。道端にはほとんどホームレスしかおらず、そこでは危険な売買が行われているようです。私はそこをバスで通ったことぐらいしかありませんが、見た目だけでも他とは違っていると分かるぐらいですので、興味本位などで絶対に行かない方がいいです。

その他と言ったら特に思い当たることはないので、夜間に人気の少ないところは出歩かないようにする、外に出る時は大金を持たないようにする、あまり裕福に見られたり目立ったりして狙われないようにシンプルな服装を心がける、というような日本にいても同じように気を付けなければならないことは気をつけるようにしているという感じです。

 

2.週末の過ごし方について

週末の過ごし方は人それぞれで違うとは思いますが、こちらの人たちは本当にパーティーが好きな人たちが多いと思います。パーティーと言っても、クラブに行ったりパブへ飲みに行ったり友達の家でホームパーティーをするなどと様々ですが、こちらの人と友達になっていくにつれてパーティーに誘われる機会は多くなりました。私はもともとそういったことをするのが好きなタイプでしたので、日本とは違ったこちらのパーティーを味わえて楽しいです。パーティーへ参加する度に新しい友達が増えていって、正直学校内ではなかなかカナダ人の友達を作ることが難しいですが、そういった友達も作ることが出来ています。ただ、パーティーではお酒を飲む機会が多いと思うので、お酒のトラブルは気を付けなければなりません。こちらへ来て感じることは、アジア人の留学生の女の子は、英語をあまり上手に話せない、だからYesかNoをはっきりと言えない、よってトラブルをうまく回避する方法が分からない、というイメージを持たれているということです。そのイメージによって、お酒の入ったパーティーの場で(カナダでは一応合法とされていますが)マリファナを吸ってみなよと誘われて断れずに吸っている日本人男女や、わざと英語を喋れなさそうな女の子を狙った男の人に誘われて簡単に着いて行ってしまっている日本人たちを度々見かけます。楽しみ方は個人の自由かもしれませんが、自分のことを守れるのは自分ですので、強い意思とそれをアピールできる英語力を持ってカナダのパーティーを楽しんでほしいと思います。