Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2014年9月号 国際文化学部 N.K

オリエンテーションについて

クワントレンではオリエンテーションが8/27~29の3日間に渡って行われました。1日目は今季からクワントレンに通う学生は参加必須のオリエンテーションで、私はリッチモンドキャンパスに通っていますが、このオリエンテーションではサレーキャンパスの人達と合同で、サレーキャンパスで行われました。主にクワントレンでの生活において重要なことが説明され、学内施設の利用方法・保険料の支払い・教科書の購入・学生証やUPass(交通機関を利用する際に使うパス)の発行などの説明がありました。お昼の休憩時間には無料でハンバーガーの提供もあり、その時間を活用して友達を作っている人達が多く見かけられました。

2日目と3日目は自由参加のオリエンテーションで、私は2日目のみ参加しました。2日目は午前中にリッチモンドキャンパスで集まり、朝食を食べながら会話を楽しんだり自己紹介を兼ねたゲームなどをしたりしてとても盛り上がりました。午後からはGranville Islandという街に移動して自由行動となりました。Granville Islandには様々な国のレストランや、豊富な食材が並べられたお店、お土産屋さんなどがあり、仲良くなった留学生たちとそこで昼食を楽しみました。その後Yaletownという街へシーバス(海を渡って運行されるバス)に乗って皆で移動し、日本でいう居酒屋のようなPubへ行きました。ここではお酒を飲むことが出来ますが、カナダの法律では19歳以上でないと飲酒は禁止されており、また19歳以上であっても2つの身分証明書の提示がないと飲酒は出来ません。

このようにオリエンテーションではクワントレンについて知ることはもちろん、たくさんの留学生と友達になれるチャンスですので、積極的に参加することをお勧めします。

自由テーマ:自己管理について

交換留学生はクワントレンに授業料を払う必要がなく、保険料のみの支払いが義務となっています。しかし私はクワントレン側の手違いにより保険料の他に授業料を含めた大きな額を請求されました。当然ながら私は支払う義務がないため、こちらに到着してからその旨を説明しましたが、交換留学生だと必死に訴えても分かってもらえませんでした。そこで交換留学生の担当者の方に連絡を取ってもらい確認してもらったところで、ようやく支払いの義務がないことを分かってもらえました。このようなケースは決して稀ではなく、別の大学からの交換留学生も私と似たような事態に陥ってとても焦っていたのを見かけました。日本ではなかなかこのような事態に見舞われることは少ないように思えますが、こちらでは非常にたくさんの留学生を受け入れている上、管理が徹底されていない面もありますので、自己管理がとても重要になると思います。慣れない英語を話されて戸惑う気持ちもありますが、何にでもイエスマンになっていると大きなミスに気付けないことがあるかもしれません。分からないことは放っておかずに、すぐに人に尋ねることがとても重要であると痛感しました。