Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2015年1月号 国際文化学部 N.K

1.試験について

12月に受けたELSTレベル3のReading&WritingとListening&Speakingの二つのクラスの試験について話します。

基本的な授業の評価方法は、日々の授業(小テストや宿題や出席などを含め)70%、期末テストが30%という割合です。期末テストの割合はとても大きいですが、期末テストだからといって特別なテストをするわけではなく、いつも受けている小テスト(週に2回ほどあります)と同じ形式のテストでそれらの総まとめといった感じなので、私の意見としては日々のテストをしっかりとこなせば期末テストはそれほど重荷にはならないかなと思います。

期末テストの形式ですが、日本のテストとは違い休憩時間なしの3時間です。Reading&Writingのテストは1時間でReadingを解いて2時間でエッセイを書きました。Listening&Speakingのテストは、事前に観ておいた最新のニュースについて自分の言葉でまとめて伝え、それについてグループで討論するといった形のテストでした。

試験の話とは少し話がずれますが、ELSTの授業といってもたくさんのクラスがあり先生もそれぞれ違うので、先生によって評価が厳しかったり甘かったりという点はやはりあると思います。私がとっていたレベル3のReading&Writingの先生は、学内でも一番厳しいと有名な先生で、初めに17人いたクラスメイトが最後には7人にまで減るほど、みんな厳しさに着いていけずにやめていきました。私もこの先生の厳しさには毎日苦しみ、恥ずかしながら授業中に涙してしまったこともありましたが、最後までやりきった後には本当に達成感がありましたし、たくさんのことを得られたと思っています。ですので、これから留学を考えていらっしゃる方達にも、留学中は大変な授業もあるかと思いますが決して途中で投げ出さずに最後までやり遂げてほしいと思います。

 

2.冬休みの過ごし方について

冬休みは12月17日~1月4日までありました。私の友達は皆それぞれ違った冬休みを過ごしており、アメリカへ旅行へ行く人、バンクーバー以外のカナダを楽しむ人、母国へ帰る人、もちろんバンクーバーを隅々まで堪能する人たちもたくさんいました。私はクリスマス直前まで親が日本から遊びに来てくれたので、バンクーバーの観光地を案内したり、ホストファミリーと対面したりすることが出来ました。親が帰国してからはホストファミリーがカナダならではのクリスマスを楽しませてくれたり、友達と街でカウントダウンをしたりと、この冬休みは本当に貴重な経験をたくさん出来たと思います。

私自身は旅行はしませんでしたが、冬休み中の旅行はお勧めします。2週間ほどの休暇を毎日バンクーバーで過ごすのは少し退屈に感じることがあります。実際クリスマスあたりはカフェもショッピングモールも全て閉まっていて、ダウンタウンに出掛けても何もすることがありません。ですので、冬休みに入る前から友達と計画を立てて早めに飛行機のチケットを安く手に入れるなどして旅行に出かけると良いかと思います。

 

スタンレーパークというバンクーバー市内にある大きな有名な公園で、クリスマスにはとても綺麗なイルミネーションが見られます。

 

フェリーに乗っていけるビクトリアというところもヨーロッパの雰囲気が漂う街でとても綺麗なのでお勧めします。