Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2016年3月号 国際文化学部 N.T

①現地の学生、友達について

クワントレンにはバンクーバーの近くにあるという土地柄からか様々な国籍の人が集まっています。そのため、日本の大学のように誰が留学生で誰が現地の学生かというのはすぐに判断することができません。私の通っているリッチモンドキャンパスでは特に中国人が多く、毎日中国語を耳にします。多国籍な環境に身を置くことは日本では中々できないことなので貴重な体験ができているなと思います。こちらの学生はみんな勉強熱心で、授業に取り組む姿勢が日本の大学生より真剣に感じられます。また、多くの学生がアルバイトなどで多忙にもかかわらず、課題や予習・復習をきちんとこなしています。クワントレンではインターナショナルオフィスが主催となって行われる行事があります。それには留学生だけでなく現地の学生も参加できるのでそこで友達を作るチャンスがあります。しかし、この行事はあまり頻繁にあるわけではなく、他の大きな大学などと比べてしまうと少ないかなと感じますが、留学生にカナダらしいことを体験してもらおうということでカーリングやスケートなど、自分では中々できないようなことも経験できるので積極的に参加しています。また、クワントレンには日本語を勉強している人も多く、そういったところからも友達の輪を広げていくことができます。

 

②カナダ人が見る日本

私がカナダに留学をした理由の一つとして日本を外から見てみたい、という動機がありました。留学をする前からカナダは親日家が多い、というのは聞いていましたがこちらに来てそれをよく実感します。カナダでは日本がどのように考えられているのか、またどのように日本について教わるのか、を知る為に私は秋期に日本の文化の授業を受講しました。授業では教科書にそって日本の伝統的な考え方や社会の仕組みなどを学びましたが、それに対するこちらの学生たちの考え方はとてもおもしろく客観的に日本を見るとてもよい機会となりました。そして、こちらで私が日本から来たと伝えるとよく話題になるのがアニメについてです。アニメが海外でも有名だというのは知っていましたがこれほどまでにも人気なんだなと驚きました。こちらでは日本人は礼儀正しくて良い人が多い、などと言ってくれる人も多く、バンクーバーは本当に日本人が住みやすい、留学しやすい場所だなと感じます。