1.この留学を振り返って
留学前は8ヶ月間はとても長いように思っていましたが、8ヶ月経った今としては本当にあっという間でした。こんなにも毎日が刺激だらけの日々は日本では過ごしたことが無く、貴重な日々を過ごすことが出来たと思います。よく留学した人のお話を聞いているとホームシックになったという方が多かったのですが、私は全くホームシックにはならず、むしろ帰国が迫ってくるにつれて出来ることならここにもっと長く居たいと思う毎日でした。それは、ここでの暖かい友達、留学をサポートし続けてくれた私の家族、バンクーバーという生活しやすい環境のおかげだと思っています。私は日本でずっと家族と暮らしていたので、離れた国で一人で自分のことを全て自分でしなければならないという環境はすごく新鮮で、今までどれだけ周りに頼って生きてきたのかを痛感しました。何かトラブルに巻き込まれた時でも、わざわざ助けにきてくれる人はおらず、なおかつ日本語は全く伝わらない状況で自分で解決しなければならなかった時は本当に辛かったですが、乗り越えられた自分を誇らしく思います。この留学の目的は英語を学びたいということを大前提としてあったのですが、それ以上に得られたことがたくさんあり、渡航前のTOEFLやIELTSのスコア取得を諦めなかったことは本当に正解だったと今実感しています。もうすぐ帰国が迫っていますが、帰りの飛行機のことを考えるだけで涙が出そうになるくらい離れたくないと思える友達にここでたくさん出会えたことはかけがえのない貴重な経験でした。
2.帰国後どう留学経験を活かす予定か
この留学で私は、自分が学んでいる言語のネイティブスピーカーの人と友達になれることがどれだけ嬉しいことかを知ることが出来ました。友達から授業では決して学ぶことが出来ないことを学ばせてもらえました。英語学習者に限らず、すべての留学生がネイティブスピーカーの人達と友達になりたいと思っているはずです。ですから、帰国した際にはこの自分が経験したことを活かして龍谷大学に留学している留学生とコミュニケーションを図り、日本語ネイティブスピーカーとして日本語学習者の助けになれることは進んで行いたいと思っています。
また、これから留学を考えている人達にも自分が出来る範囲でアドバイスや手助けをしていきたいです。私は実際に留学してみて、「渡航前に知っておきたかったなぁ」と思うことがたくさんありました。なので、特にクワントレンに留学したいと考えている人達には自分が一番伝えてあげられることがたくさんあると思いますので、是非とも助けになりたいですし、相談したことがある方には気軽に相談してきてもらいたいです。