Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ランガラカレッジ
2017年10月号 国際学部 C.N

①カルチャーショックについて

私がバンクーバーに住み始めて約2ヶ月が経ちます。今までに感じたカルチャーショックはいくつかありますが、最も印象的なことは都心におけるホームレスの多さです。学校の周辺や家のまわりでホームレスの人を見たことはないですが、ダウンタウンなどの栄えたところでは頻繁に見かけます。日本と違って若者、女性のホームレスもたくさんいます。私はバンクーバーにおける貧困層の人々を目の当たりにして、都市部の深刻な問題を知りました。今は雨季に入っていて、ますます気温が低下しています。そんな中での彼らの生活は決して容易なものではなく、バンクーバーの都市問題のひとつだと考えます。また小さなことでは、チップの習慣です。バンクーバーではほとんどの飲食店などでチップを払う機会が与えられています。チップを払う習慣は私にとってなじみがなかったので初めてチップの存在を知ったとき、面白い文化だと思いました。他に私が驚いたことはトイレの個室です。全てに当てはまることではないですが、特に学校やショッピングモールのトイレの個室はすごく足元が開いています。仕切りの高さも身長が高い人からすれば低いと感じると思います。今では慣れてきたので問題ないですが、バンクーバーに来て間もない頃は違和感があり、何とも言えない気持ちでした。また、アメリカに留学している友人もこのことを話していたので、恐らくカナダだけに限らないと思います。今となれば、日本との違いを発見できて面白いと感じます。

 

②日本から持ってきて良かった物

私が日本から持ってきて良かったと思う物は英語の参考書、パソコン、折りたたみ傘、防寒具などです。日本語で書いてある英語の参考書は、文法や会話表現に困ったときに役立ちます。またランガラカレッジへの交換留学生には日本語ワークショップを週に1度開く仕事が課せられます。これにはPowerPointが必要になるので自分用のパソコンは必須です。そして先述したように、バンクーバーは雨季に入り気温が低下しています。ほぼ毎日のように雨が降るし、気温は10度前後でもとても寒いと感じます。そのため折りたたみ傘、ヒートテックや手袋のような防寒具はすごく役に立ちます。反対に持ってこなくて良かったものはA4のルーズリーフやノート、ファイルです。学校では指定されたサイズのものを使うので、これらを持ってきても学校で使う機会はありません。これらに加えて、持ってきたらよかったと思うものは水筒です。毎日飲み物を買うのも良いかもしれませんが、お金を節約したければ水筒は必要だと思います。私は持ってきてなかったので現地で買いました。シャンプーなどの日用品は現地にもたくさんあるので過剰に心配する必要はありません。また、あちこちにメニュー豊富な日本食レストランや品揃えの良いアジアンスーパーがあります。日本食が恋しくなったら手軽に食べることができるので大量の日本食を持ってくる必要はないと思います。