Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ランガラカレッジ
2017年12月号 国際学部 C.N

①この留学を振り返って

約3ヶ月半の留学が終わりました。正直、この留学は楽しいことも多くありましたが苦しいことのほうが多かった気がします。しかし困難を乗り越えたことで充実した留学生活を送ることができました。この留学ではアカデミック英語プログラムのLEAPのレベル4、5を受けました。LEAPは最終的に合格するまで継続的な努力が求められるぶん、合格したときの達成感は大きいし、内容的にも得られるものも多いと思います。私はLEAPに加え、交換留学生として日本語ワークショップ、日本語チューターをやらせてもらいました。ワークショップに関しては、毎週の立案、プレゼンテーションがあり決して楽ではなかったですが、手助けしてくださった日本人の先生、ワークショップに来てくれた学生の支えもあり、カナダで日本語を使って日本のことを紹介するという貴重な経験をすることができました。今回は3ヶ月半という短期留学であったものの、3ヶ月半とは思えないほど、充実した生活を過ごせたと思うし、自分の内面が変わったと思います。また、海外の友達からの留学に対する様々な考えや現地の学生の勉学に対する姿勢をみて、自分の価値観や将来展望を振り返る良いきっかけにもなりました。この留学では私をホストしてくださった家族、日本の家族の支えに助けられることが多かったですが、それ以上に龍谷大学から一緒に来た友達、現地でできた日本人の友達の存在が大きかったです。彼らが頑張っていると思うと自分の原動力になりました。この留学で得たことは自分のなかでプラスに働くと思うので、この経験を無駄にせずに残りの学生生活を過ごしたいです。

 

②帰国後どう留学経験を活かす予定か

私はこの留学が初海外でした。そのため今回の留学を通して海外生活を初めて経験しました。海外といってもバンクーバーでの生活がほとんどでしたが、外国に住むのも新しいことがたくさんあって楽しいと思ったので、これからは初めてのことでも何事も挑戦し、積極的に行動していこうという考えを持つようになりました。この留学経験があってこそ、価値観が広がりました。ランガラカレッジで出会った人たちは自分より年下の子から30歳近くの人、大学卒業後の人など様々でした。留学に対する思いも人それぞれで色々な人の話を聞くことで自分自身を見つめ直し、将来を考え直すことが出来ました。また日本語ワークショップでは授業形式でプレゼンテーションを行ったので、教職課程を履修している私にとって良い経験となりました。一から授業計画を考え、授業を行うことの難しさがわかったので、ここで得たことを教育実習で生かしていきたいです。そして何より英語でのコミュニケーションに数え切れないくらい苦しんだので何らかの方法で再挑戦したいと考えます。この留学では学力面での成長に加えて、自分自身を内面から変えることができたと思うので将来キャリアに役立てていけたらと思います。