環境について
大学の建物は、新しく開放的な建物から、窓が一つもない古い建物まで様々です。現在10月の下旬ですが、5度以下の日も少なくありません。雨風が強い日もあります。これからどんどん気温が下がり、天気が崩れてくるボストンですが、各校舎、キャットウォークという渡り廊下でつながっているので、雨の日や、気温の低い日も、外に出ることなく敷地内の移動が可能になっています。
校舎内には、机やテーブルが置かれているスポットがいくつか点在し、目の前の海を臨む綺麗な景色を前に勉強することが可能です。カフェテリアは、食べるスペースはそれなりにありますが、メニューが少なく、値段も8ドルほどするので、普段は自宅から持って行っています。
大学のサービスは担当者によってはかなり適当です。言われたことを再度自分で確認したり、別の担当者に聞き直したりするなどして、二度、三度確認をしています。何かをお願いしても、忘れられていたりすることが何度もあったので、メールで進行状況を確認したり、返信がこない時はオフィスまで行って直接確認しています。 何か不備があった際は、自分から動かなければなにも対処してくれないので、 動いてくれるまでオフィスに足を運んでお願いする必要があります。
バスを降りてすぐの建物の一階に、サービスデスクがあるので、どこのオフィスに行けば良いのかわからない際に気軽に聞くことができます。
学外活動
ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学をはじめとする世界有数の教育、研究機関を有するボストンでは、様々なところで勉強会などが行われています。パブリックに公開されているものから、パブリックに公開されていないものまであります。
私自身は、たまたま両親の知り合いの方が紹介してくださり、アプリケーションフォームを手にできたので、駄目元でアプライし、8月にボーゲル塾(ハーバード松下塾)に入塾しました。私は国際政治・社会分科会に属しています。20人ほどのメンバーで、ハーバード大学教授のエズラ・ボーゲル先生と毎月事前勉強会と本番勉強会を行っています。日本ではなかなか一緒に議論する機会の得られない方々(外務省、防衛省、財務省、文部科学省、海上自衛隊、世界銀行等から留学されてきている方)と議論できる貴重な時間となっています。
ボストンはとても小さい街なので、人と繋がる機会がそこら中に転がっています。私は、ハーバード大学から徒歩15分ほどのところに住んでいるので、週末の土曜か日曜の1日はできるだけ予定を空けて、自分の興味のある勉強会やイベントに参加する時間に充てています。学外でも様々なアイディアや学問に触れられる機会があることで、自身の興味関心分野が広がったり、逆に深まったりなど、非常に充実した生活を送っています。
パブリックに公開されているイベントは、フェイスブックのイベントページで探しています。非公開のものは、基本的に人づてに招待していただいています。