Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2015年11月号 国際文化学部 H.N

〇 この留学を振り返って

まずこの留学を振り返って思うことは、僕が充実した留学生活を送ることができたのは色んな方々の支えがあったからだということです。留学の準備段階から出発、留学中、そして帰国に至るまで、沢山の人に支えられていたのだという事を身に染みて感じます。留学生活は楽しいことだけでなく、苦しいことも多々ありました。初めての海外渡航であり、ホームステイ先での違う国籍、違う文化圏の人々との共同生活は困難の連続でした。よく巷で聞く、異文化理解・多文化共生というものがどれだけ難しいものかという事も感じることもできました。「海外の大学で授業を受けたい」という理由でディーキン大学に留学したものの、こちらの大学で要求される学習量が著しく多く、僕にとってとてもレベルが高かったため、思うどおりにいかない事も沢山ありましたし、体調をひどく崩して、諦めかけた時もありました。しかし、そんな困難をなんとか振り切ることができたのは、日本にいる家族、ホームステイファミリー、友人、ディーキン大学でお世話になった教授の励ましや支えがあったからです。これからもその感謝の気持ちを忘れずに生きていければと思います。

ディーキン大学での勉学はとてもチャレンジングでしたが、得るものも多くありました。様々な文献を通して自分の興味のある分野に関しての理解を深めることができて良かったと思います。また、ディーキン大学での学びを通して、自分の考え方も少し変わったような気がします。(例えば、ある命題に対して一方だけの主張を取り入れるのではなく、対立する主張も含めSynthesizeすることの重要性など) こういった思考法もこれからの日常生活で活かしていきたいです。

6か月弱という短い期間でしたが、 留学生活を振り返れば書き足りない事はまだまだ沢山あります。留学生活を通して嬉しかったこと、辛かったこと、不思議に思ったことなどを忘れずに大切にしていきたいと思います。また、留学生活で後悔したことは今後のモチベーションに繋げていきたいです。

〇 帰国後どう留学経験を活かすか

僕は現在3回生で、来年から就職活動が始まりますが、留学をしたからといって就職活動に有利になるとは思っていません。しかしながら、留学を通して将来やってみたいことや、自分の人間としての理想像などを持つことができたと思います。そういった点を考慮しながら、自分の進路を切り開いていきたいと思います。また、留学生活を通して気づいた自分の弱点や悪い点なども今後改善していきたいです。オーストラリアでの留学は自分の保守的な性格を振り返らせてくれた期間でもありました。これからは失敗を恐れずに新しいことに積極的に挑戦していきたいと思います。

また、オーストラリアで培った英語力を劣らせないために日本でも毎日英語に触れる機会を作り、より向上させていきたいと思います。向上心を持って日々努力していきたいです。