Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2024年11月 国際学部 A.M

―この留学を振り返って―

留学を迷っていた1回生の自分に言いたいことはただ一つ。

日本で過ごすよりも人として大きく成長できる貴重な経験になるから、早く決意して留学に行け!
1回生の頃はサークル活動に熱中し、毎日サークルに全力を注いでいました。しかし、仲の良いサークルの先輩から「コロナも終わって、今なら何でもできるよ。私たちの時みたいに家にいる必要もないんだから、大学生のうちにやりたいことは全部やっちゃえ!」と言われ、その言葉をきっかけに留学を決心しました。それまで海外旅行の経験すらなかったため、実感がないまま準備を進め、気づけば出発の日を迎えていました。

当日、サプライズで友達が空港まで見送りに来てくれ、送り出してくれました。その友達が泣いてくれた瞬間、ようやく「一人で飛行機に乗るだけでなく、一人でオーストラリアで頑張るんだ」という実感が湧き、伊丹空港から東京に着くまで号泣したのを覚えています。

しかし、本当に大変だったのは到着してからでした。語学学校で海外の友達ができたのは嬉しかったものの、会話を理解することはできても、自分だけ英語が話せず悔しい思いをしました。授業についていけないことも多く、大学ではネイティブスピーカーの会話に置いていかれることもありました。その度に何度も悔しくて泣きましたが、泣くだけではなく努力を重ねたおかげで、少しずつ成長することができました。

この留学を通じて、日本では周りの人に甘えていた自分が少し自立できるようになったと感じます。語学学校も大学も両方経験できたことは本当に良かったですし、素敵な友達にもたくさん出会えました。この経験は、私にとって一生の宝物です!

 

―留学経験をどのように活かすか―

この留学を通して得たものは本当にたくさんあります。まず思い浮かぶのは語学力です。留学前と比べて英語が話せるようになり、自分自身の成長を一番実感できました。英語を話せたり理解できたりすることは、将来においても非常に大きな武器になると思います。これからも資格試験のスコアアップを目指し、さらに英語を磨いていきたいです。

また、留学中に直面した困難や、そのたびに自分と向き合い解決してきた経験、多様な価値観を持つ異なる国の人々と関わる中で培った適応能力は、今後社会に出たときにも大いに役立つと感じています。オーストラリアで経験したことを忘れず、これからの人生に活かしていきたいと思います。

そして、私はもうすぐ本格的に就職活動が始まります。これまでは自分が何をやりたいのかはっきりと分からず悩むことも多かったですが、留学を通して自分が目指したい方向性が少しずつ見えてきました。その目標に向かって、これからも努力を続けていきたいです。

今回の留学は長いようであっという間でした。このような貴重な経験ができたのは、家族、グローバルセンターの方々、友達、そしてホームステイ先の方々など、たくさんの人の支えがあったからです。本当に感謝しています。

拙い文章ではありますが、これまでのマンスリーレポートを読んでくださりありがとうございました。少しでも留学に興味を持つ方々の後押しになれば嬉しいです。最後に、改めて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。