Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2024年9月号 国際学部 A.M

―現地の学生、友人について―

この留学を通して私は日本人を含め様々な国の友達ができました。皆、国や文化が違う分それぞれの価値観や考え方が異なっていて非常に興味深かったです。今回は前半の語学留学と後半の大学に分けてそれぞれの場所で出来た友達について紹介していきます。

留学の前半は語学学校に通っていたため主にそこで友達を作りました。語学学校にはほぼアジア人が通っており、ベトナム人、日本人、サウジアラビア人がほとんどを占めていました。私が入学したタイミングでは日本人があまりおらず居たとしても学校ごとに既にグループが出来ていたため、運良く海外の友達がたくさんできました。そこで私は7、8人くらいのグループに所属しており、日本や香港、コロンビア、ベトナム、カンボジア、クエート出身の子達と一緒にいました。ここで面白いのがコロンビアの子は基本楽観的に考えることが多く、どうにかなる精神で人生を楽しんでいましたが、ベトナムや香港の子たちは常に先を見通して行動しており心配性の子達が多かったです。なんだかんだ良いバランスの取れたグループで毎日お昼休みの度に集まりわいわい騒いだり、週末はカラオケや映画館などで遊び楽しかったです。他にも友達の紹介でタイ人の友達や授業のグループワークなどを通してマレーシア、サウジアラビア、中国などの様々な国の人と友達になれました。

一方で、日本人の友達もできました。特にルームメイトの子とは、地元が近く、共通の友達も多いことからすぐに打ち解け、一緒に旅行に行ったり、毎晩映画を観たりしました。しかし、日本人は基本的に大学ごとの団体で来ており、グループ内での人間関係のトラブルが多い印象を受けました。そのため、私は1人で留学に来て良かったと感じることが多かったです。

―現地の学生、友人について(後半)―

留学の後半では、ホームステイから寮に引っ越し、大学生活が始まったことで現地の学生と関わる機会が増えました。語学学校では、日本文化に関心を持つ人が多く、友達を作りやすかったのに対し、大学では少し難しく感じました。特に、クラスのほとんどがオーストラリア人で、言語の壁に悩まされることも多く、意見を言うのが怖かったです。それでも、めげずに授業に参加し続けたことで授業内で現地の友達ができ、一緒に遊んだりもしました。彼らは毎回私の英語に真剣に耳を傾け、優しく接してくれるのでとても心強かったです。

また最初の交換留学生のオリエンテーションで出会ったフランス人とイタリア人の友達は寮も一緒だったことから夜にシネマルームで映画鑑賞したり寿司を作ったりとルームメイトと同じくらいの頻度でほぼ毎日会って遊んでいます。

大学に入ってからは前半で出会わなかったオーストラリアやフランス、イタリア、インド、ケニア、タイ人などまた様々な国の友達に出会うことが出来ました。留学当初は1人でオーストラリアに来て友達が出来るか本当に不安でしたが、今では沢山の友達ができ本当に良かったです。彼らとは帰国後も仲良くしたいです。