この留学を振り返って
こんにちは。ローマでの生活が終わろうとしていることに驚きを隠せない今日この頃です。
11ヶ月間の留学生活は、辛い時期もありましたが、それを上回る楽しい思い出でいっぱいです。振り返ってみると辛いことも含めて全てが貴重な経験でした。たくさんの素晴らしい経験の中で、私にとって友人との出会いを通じて得た学びは、私を大きく成長させてくれました。初めてできた友人のおかげで旅の素晴らしさや友人や家族の大切さを知り、旅先で出会った人々のおかげで、違う文化の魅力を学びました。また覚悟も知識もないままローマでの留学をスタートした私でしたが、危ない目に遭うこともなくここまで来られたのは、留学で出会った友人や日本にいる家族がいつも私を支えてくれたからだと思います。本当に私は周りの人々に恵まれていると感じた11ヶ月でした。日本に帰ってからもこれまでの出会いやこれからの新たな出会いを大切にしていきたいです。
そして、出会いを通じて得た成長としてもっと実感しているのは、自分への自信がついたことです。留学前は自分の全てに自信がなく自己肯定感が低かったのですが、周りの人々が褒めてくれたり、応援してくれたりする中で、さまざまなことに挑戦し、自分はどんなこともできるという自信を持つことができました。また色々な背景や考えを持つ人と出会う中で、固定概念から解放され、人と比べることが少なくなりました。(まだ完全になくなったわけではないのですが…)
この留学を振り返って、私は胸を張って成長できたと言えます!心の底からよくやったと自分をほめてあげたいです!
留学経験をどう活かすか
留学を通じて、私は将来はヨーロッパに移住したいという目標ができました。そのためにも言語力はもちろんのこと、文化や歴史をもっと学びたいと思います。生活や旅を通じて歴史や国と国の関係性を実感する機会が多くあり、日本の学校で今まで学ばなかったことも多く、とても興味深かったです。特にイタリアは歴史が深く、自分の知っている知識がとても浅いものであることを痛感しました。知識としても、将来の目標のためにも学ぶことを続けていきたいです。
また、元々言語に興味があったのですが、留学を経てさらにその魅力に惹かれました。ヨーロッパの人々は小さい頃からの教育や地理的要因から二カ国後以上話せる人がほとんどで、私自身も人々との交流を通じて色々な言語に触れたり、第二言語教育の授業を受けたりする中で、言語教育に関する仕事や、さまざまな言語を使う仕事につきたい思いがより一層強くなっています。またイタリアに住み、ラテン語系の言語の基礎を少し学んだのでこの経験を活かして第三言語の勉強を本格的にしようと思います。