①試験について
試験は大きく分けて、2つの形式があります。それは授業がどの形態で行われていたかに
よります。グループワークを中心に行われていたのならば、その流れでグループで最終の
試験が出されることになります。単位もチームメンバー全員が同じスコアを取得します。
一方で、個人ワーク中心の授業では、日本の大学のほとんどの試験と同じように、教室
に集まり、試験問題を解く形式になっています。
私は前期に取っていた授業がほとんどグループワークだったので、いつも出されている
グループの課題のように試験に取り組みました。教室に集まることもなく、先生からの
規制もない日本と違った試験だったのでこれには少し違和感がありました。この後、い
くつかの授業はこのレポートの内容を説明するプレゼンテーションがありました。と
は言っても先生とこの内容について議論するような形が小一時間行われたといった感じ
です。先生とチームメンバーが話している内容はあまり理解ができませんでしたが、時
々発言をし、単位をいただくことができました。
一つの授業は、個人でライティングをする授業でした。これは生徒が教室に集まり、一
斉に問題を解く形式で終わった人から帰っても良いといった感じでした。他の外国人生
徒は割とすぐに帰っていたのですが、私はライティングに時間がかかるので一人だけ最後の
時間まで問題を解いていました。結果的にこの授業の単位も取得することができたので、
よかったです。
②7月にしたこと
ここでは、7月に私が行ったことを話します。試験が終了して、夏休みで大幅に時間が取
れるこの時期だったのですが、金銭的に余裕がなかったので、他国には行かず、アムステ
ルダム周辺を観光しました。以前、予約なしでは入れなかったアムステルダム国立美術館
やゴッホ美術館といった人気の美術館に入ることができました。展示されている品数はと
ても多く、どれも素晴らしい作品でした。
その他、オランダのいくつかの村に足を運びました。馬や牛などの動物が飼育されていて
、普通に歩いたら結構な確率でそれに遭遇することができます。私は田舎の雰囲気も都会
とは違った良さがあり、好きです。
また、3回目のワクチンを打つことができました。日本の大学生はどうかわかりません
が、こちらに来ていた学生は3月や4月など早めに3回目のワクチンを打っていたよう
に感じました。最高気温35度を超えるとても暑い時期に打ったので、副反応がでた日
は寝ていてもしんどかったです。
また、この時期は家の契約が終わるので、9割以上の生徒がそれぞれの国に帰ります。私
は一年間暮らす予定なので、帰国はしませんが、これは非常にレアなケースでほとんどの学
生が半年で帰国します。ルームメイトや仲の良かった友達に最後のお別れをしました。少
し寂しい気持ちもありますが、またその友達の国に行った時に会う約束をしているので
それは楽しみです。
ゴッホの自画像 オランダの田舎