私が授業を受けているサウスキャンパスは近代的なデザインが特徴的で、広い敷地内には食堂やカフェ、図書館などの施設が充実しています。食堂はビュッフェスタイルでお皿に乗せた分の重量に応じてお金を払うシステムなのですが、たくさん乗せても1000円以内には収まるのでコペンハーゲンの物価のことを考えればかなり良心的な価格だと思います。メニューの種類は豊富で、ヴィーガンミートやスモーブローなど日本ではあまり見かけることのない料理も食べることができます。自炊をしていると毎回同じようなものばかり作ってしまいがちなので、食堂で色々な料理を食べることができてありがたいです。
住居はHousing Foundationという大学が斡旋している会社を通じて契約するのが一般的です。コペンハーゲンは住宅不足が深刻なこともあって、家賃が日本と比べてかなり高いです。契約はHousing Foundationからメールで送られてきたリンク先にアクセスして行うのですが、早い者勝ちで部屋が埋まっていくのでメールが送られてきたらすぐにアクセスするのをお勧めします。私はメールに気づかず、送られてきた約15分後にアクセスしたのですが、すでに1300人待ちの状態でサイトに入った時には一番家賃の高い部屋が5部屋程度しか残っていませんでした。幸いにもその後少し安い寮に契約できたのですが、それにかかった時間や手間を考えるとやはりなるべく早くリンクにアクセスした方が良いと思います。
10月の中旬にジャガイモ休暇と呼ばれる約1週間の休みがありました。初日にはKulturnattenというイベントが行われ、チケットを購入することで政府機関やライトアップされた美術館を訪れたりコンサートを楽しむことができました。また、この休みを利用してデンマークの別の都市や近隣の国に旅行する学生もたくさんいました。ヨーロッパ圏に留学をしていると気軽に他の国に旅行することができます。私も留学中は色々な国を訪れて多様な文化に触れたいと思います。