8月の最終週から約2週間に渡って、学部・学科別にオリエンテーションが行われました。龍谷大学の交換留学生はHumanitiesに所属することになっていますが、専攻と関連していれば他学部の授業を履修できる場合もあります。私はsociologyの授業も履修登録できることになっていたので、両方のオリエンテーションに参加しました。
私が参加したオリエンテーションではどちらも授業の説明や、キャンパスツアー、レクリエーションがプログラムに含まれていました。中でもHumanitiesのオリエンテーションでは自転車の交通マナーやダンスのレクチャーなどユニークなプログラムもあって面白かったです。また、キャンパスツアーやレクリエーションをするグループは仲が良い人同士で集まらないようにランダムで分けられていたので、今まで話したことのなかった留学生ともたくさん交流できて楽しかったです。
私は8月上旬から、プレセメスターコースを履修していました。このコースは留学生向けに提供されていて、基礎レベルのデンマーク語とコペンハーゲンの歴史を学ぶことができます。今年は約50人の学生がこのコースを履修していたのですが、アジア圏からの留学生は圧倒的に少なく、日本人でこのコースを履修しているのは私1人だけでした。
授業は1コマあたり2時間程度のものが土日以外毎日1~3コマありました。授業に加えてリーディングも毎回30ページ以上あったのでとても大変でしたが、短期間でいろいろなことを学べて有意義な1ヶ月を過ごすことができたと思います。また、このコースではフィールドトリップが2回あり、世界遺産のロスキレ大聖堂でパイプオルガンの演奏を聴いたりボートでコペンハーゲンの運河を巡ることができました。この授業は必修ではないので履修するかどうか迷ったのですが、このような体験ができるのはこのコースならではだと思うので、渡航を早めてでも履修して良かったなと思います。