Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コペンハーゲン大学
2023年4月号 国際学部 A.T

①現地の学生、友人について

私は留学前、大学から紹介されたGoinというアプリを利用して友人を作りました。大学から送られてきたメールに記載された通りの手順を踏み、名前や出身地などプロフィールを登録すると同じコペンハーゲン大学に通う学生の名前が表示され、同じ趣味や専攻の学生を探すことができます。龍谷大学からの交換留学生は私一人でこれまでに派遣された方もいなかったので手続きや授業のことなど不安に感じている部分が多かったのですが、日本人の留学生ともつながることができたのでこのような英語で話し合うのは難しいことも日本語で相談できたのは心強かったです。また、私はプレセメスターの授業を履修していたので他の学生よりも1ヶ月程到着が早かったのですが、このアプリで偶然同じ授業を取っている留学生と知り合い、ドミトリーも同じだった事から一緒に買い物したり街を観光したりと到着してすぐ楽しい生活を送ることができました。

また、8月の末頃になるとたくさんの留学生がコペンハーゲンに到着し始め、オリエンテーションなどのイベントが大学やドミトリーで行われます。特に大学のオリエンテーションは多くの留学生が参加しており、初対面の学生同士が交流できるようなゲームも用意されているので友人を作りやすいと思います。

その他に、デンマークではFacebookとMessengerを使う機会がとても多いです。特にFacebookはパーティや屋外イベントなどの情報を収集するのにとても役立つので、色々なコミュニティに参加して交流の輪を広げたい人はインストールしておくと良いと思います。

②コペンハーゲン桜フェスティバルについて

4月22・23日に、コペンハーゲンのランゲリニエ公園で桜祭りが行われました。ここに植えられている桜の木は、日本のベーカリーショップ、アンデルセンが童話作家H.C.アンデルセンの生誕200年を記念して2005年に寄贈したものだそうです。アンデルセンのお店はコペンハーゲン大学のサウスキャンパス近くにあるのですが、桜祭りにも屋台が出店しており、焼きそばパンやメロンパン、デニッシュを購入することができました。また、カレーライスやお茶漬け、餅アイスを販売している屋台もあり、人気のお店には行列ができていました。

桜祭りでは他にもステージ上での武道や和太鼓などのパフォーマンスやコスプレ大会が行われています。パフォーマンスもコスプレもレベルが高く、日本の武道やアニメについての知識は日本で生まれ育った私の方が圧倒的に少ないだろうなと思いました。また、パフォーマンスが始まると多くの人がステージに集まっていて日本文化の人気の高さに驚きました。

初日は快晴だったこともあってたくさんの人が花見を楽しんでおり、海外にいながら日本の雰囲気を味わえてとても嬉しかったです。今後もこのようなイベントを通して日本の文化などが海外に伝わる機会が増えれば良いなと思いました。