[授業紹介]
ユヴァスキュラ応用科学大学では、交換留学生用に英語で開講されている講義が多くあります。履修登録は大学のPEPPIというサイトを通して行うのですが、日本のように時間割がないため授業ごとに開始時間や終了時間、授業時間さえも異なっています。そのため、学生たちは授業時間が被らないようにそれぞれで確認しながら履修登録をしなければなりません。私はその点が日本の大学と大きく異なっていたためかなり苦戦しました。また、授業によっては最初の授業が遅くにスタートする授業や逆にかなり早い時期からスタートするものもあるため、PEPPIにログインできるようになったら早めに行動することをおすすめします。
授業関連で必要になってくるサイトやアプリはPEPPIのほかにMOODLEとTUUDOがあります。私はこれらの存在を授業が始まる前まで知らず、大変な目に遭いましたのでこちらに紹介して未来の後輩たちの役に立てたらと思います。
まず、MOODLEから紹介します。こちらはwebサイトで、龍谷大学で言うとManabaのようなものです。先生方からのメッセージを見たり、授業資料の確認をしたり、課題提出等もこちらで行うことが多いです。しかし、Manabaと違って先生方がそれぞれの授業ごとにサイトを工夫して使われているのですが、そのせいでかなりわかりにくくなっております。とある授業では最初のページの分かりやすいところに書いてあることが別の授業では別の項目の最後の方に書いてあったりするのです。ですので、MOODLEは授業が登録されたら一番に確認し、隅から隅まで読むことをお勧めします。
次にTUUDOを紹介します。TUUDOはPEPPIやMOODLEに比べてかなりシンプルで、私はアプリで使っています。こちらではその日の授業を確認したり、教室を確認したりできます。龍谷大学で言うと龍谷ポータルアプリのような感じです。その日の急な休校や教室変更にも対応しているので必須です。また、大学に通い始めてすぐはどこに教室があるかわからず迷うと思いますが、なんとこのアプリではマップで教室の位置を教えてくれます。本当に便利なアプリで、最初に使ったときは痒い所に手が届くようで感動しました。
[ロヴァニエミ観光]
こちらは完全に私の個人的な旅行の話になるのですが、10月半ばごろにある1週間の秋休みの間にロ
ヴァニエミへと観光しに行ってきました。ロヴァニエミはフィンランドの中でもかなり北にあり、現地に着いたときはユヴァスキュラよりも確かに冷えると感じました。ロヴァニエミまではユヴァスキュラからVRで2回乗り換えて片道8時間前後ですのでかなり大変な旅でしたが、それでもまた行きたいと強
く思わせてくれるような都市でもありました。たくさん紹介したいことはあるのですが、今回は主にサンタクロース村に行った話をしようと思います。
サンタクロース村はロヴァニエミの市街地から少し離れた場所にあり、そこへはバスに乗って向かう人が多いと思います。Google mapではバスの時間がすべて表示されていなかったのですが、大体一時間に一本は走っていました。サンタクロース村はバスの終点ですが、途中にサンタクロースオフィスという施設もあります。そちらはサンタクロースが動き出す時期にしか開いていないため間違えてバスを降りてしまわないように注意が必要です。サンタクロース村には多くの飲食店やお土産ショップのほかにサンタクロースに会えるオフィスとサンタクロースのトナカイに会える牧場のような場所があります。時間の関係で私はトナカイには会えなかったのですが、また行く際には紹介したいと思います。
サンタクロース村のサンタのオフィスはど真ん中にでかでかとあるため見つけやすいと思います。そちらの建物に入り、正面のショップのレジの左側にある通路を進んでいくとサンタクロースに会うことができます。サンタクロースに会うまでの道でも装飾に凝っており、子供のころに戻ったようにわくわくさせてもらえること間違いなしです。サンタクロースがいる部屋の前では私の前に5組ぐらいがおり、大体40分程度待ちました。私の番が来るとサンタクロースのお手伝いをしているエルフさんが案内してくれ、いざご対面です。緊張しすぎて手が震えるほどだった私はほとんどなにを話したか覚えていませんが、サンタクロースは日本のこともしっかり知っていて、最期に「ありがとうございます」と言ってくれたことがかなり印象に残っています。サンタクロースのいる部屋では自分のスマホやカメラでの撮影が禁止のため、最初にエルフさんに記念写真を撮ってもらいます。そちらはその後35ユーロでプ
リントされた写真とかわいらしい写真ケースをもらうことができます。また、45ユーロで写真と動画をデータでもらうこともできるようです。なかなかお高く感じますが、入場料が無料なため妥当ではあるかもしれないです。他にもたくさんサンタクロース村には施設があったのですが、それはまた次に訪れた際に紹介したいと思います。