①授業紹介
私が今学期履修しているのは全てSocial Sciencesの科目で、合計7科目とっています。私が履修している科目のうちのほとんどはレクチャー型です。授業によって人数は異なりますが約30人から数百人がひとつの大きな教室で講義を受けます。また、レクチャー型以外にはセミナー型があります。これは約20人弱の少人数で授業が行われ、先生や生徒とともにグループディスカッションをしたりします。そのためレクチャー型よりも、求められることが多く少し大変ですが、その分先生や生徒との距離が近く、より深く多くのことを学ぶことができると思います。
今回はレクチャー型とセミナー型の授業をひとつずつ紹介したいと思います。私が履修しているレクチャー型の授業のひとつは、「Introduction to Sociology 1. 」です。この授業は名前の通り、社会学に関する基礎知識を身に着けることが目的です。履修人数は150人ほどで、週ごとに割り当てられているリーディングを各自で読み、そのリーディングを基に先生は授業を進めます。この授業の成績は、学期末のテスト期間に行われるオンラインテストで決まります。その他に週のリーディング以外のリーディングの要約を行うと、追加点を得ることができます。また、レクチャー型は出席点がないことが多いです。
セミナー型の授業のひとつは、「Gender studies」です。この授業は与えられたリーディングを毎授業前に読み、オンライン状でプレテストをしてから講義に参加します。講義内容は週により様々で、映画を見てディスカッションをしたりすることもあります。成績は出席点、毎週のプレテストの点数、計3回にわたるレクチャーダイアリーというもので決まります。この授業は様々な国の人が集まっているので、その国の制度や考えを知り、意見交換できるということが魅力のひとつだと思います。
②授業がない日の過ごし方
授業外の日は、友達とカフェに行ったり、日帰りで旅行をしたりしています。11月はブダペスト市内から列車で約1時間ほどの場所に位置した、Szentendre(センテンドレ)に行きました。センテンドレの街はカラフルな建物と石畳がとても可愛いく、日帰り旅行に最適な街です。街の中にはハンガリー料理が味わえるレストラン・カフェやお土産屋もたくさんそろっています。その他にはJapánkert(日本庭園)がありハンガリーにいながらも、日本を味わうことができます。
センテンドレ以外には、スロバキアに行きました。スロバキアの首都であるブラチスラバまでは、ブダペスト市内からバスで約2時間です。ブラチスラバの街はコンパクトで、観光名所も狭い範囲に位置しているので、日帰りで十分に満喫することができます。ブラチスラバ城や青の教会、ミハエル門、チュミルの像など魅力的なスポットがたくさんありました。長期休暇でなくても、気軽に訪れることができ、往復約2000円程度なのでお財布にも優しいです。