・環境について

　大学の立地としては、ソウル市の北の方に位置しています。景福宮までバスで約15分、ソウル駅までバスで約25分、明洞や弘大まではバスと電車で約30~40分で行くことが出来ます。大学の近くに電車の駅がないため、バスに乗って移動することが多いです。大学はとても急な坂の上に位置しており、歩いて坂を登るのはかなり大変なので、なるべく大学の正門までいくバスに乗るようにしています。

大学の校内にカフェが2つあり、1つは私が授業でよく利用する建物の中にあるため、授業前によく利用しています。カフェは多くの学生が課題をしたり休憩をするのに利用しているため、常に多くの学生で賑わっています。大学の周りにもたくさんのカフェがあり、カフェ以外にも食堂やハンバーガー屋さんなどがあります。坂を下るとお寿司屋さんやコプチャン屋さんなどもあります。

ただ大学の近くにスーパーがないため、野菜やお肉などの食材はバスで行くことが出来るスーパーや八百屋に買いに行くか、インターネットで購入しています。最近は重い荷物を持って帰るのも大変なので、インターネットで購入することが多いです。韓国は配達文化が発展しているため、注文した次の日には届くことも多いのでとても便利です。

・寮での暮らしについて

　寮は日本人7人と韓国人1人の計8人が同じフロアで暮らしています。部屋は5つあり、2人部屋が3つと1人部屋が２つあります。私は違う大学から来ている日本人の子と2人部屋を使っています。トイレ、シャワー、キッチン、洗濯機は共同で、トイレとシャワーは2つあるため、4人ずつに分けて利用しています。洗剤や柔軟剤、キッチン用品、トイレットペーパーなどは基本的にそれぞれで購入して使っています。掃除道具は以前暮らしていた方々が置いていったものを利用しています。

トイレ、シャワー室の掃除は、週に1回曜日を決めて交代で行っています。キッチンや共用スペースの掃除は週に2回こちらも曜日を決めて交代で行っています。以前は共用スペースにゴミ箱があったそうですが、今は外に大きなゴミ箱があるため、そのゴミ箱に捨てに行かなければなりません。共用スペースに個人のものを置いたりゴミを放置しておくことは禁止されており、定期的に掃除点検があるため、共用スペースは掃除当番の日以外でも汚れていたら気付いた人が積極的に掃除をして綺麗に保てるよう努力しています。同じフロアに暮らしている人がほとんど日本人なので私たちのフロアは基本的に綺麗な状態を保てていますが、他のフロアは共用スペースが綺麗に保てていないと指摘を受けているフロアもあったので、私たちも注意を受けないように気を付けています。