・この留学を振り返って

2月から始まった留学生活が遂に終わってしまいました。10か月という期間は今思うと長いようで短い期間でした。
実は韓国に来る前は日本の大学で韓国語を勉強していたのもあり自分の語学力に少し自信があったのですが、到着してすぐに自分が思っていた以上に聞き取れなかったり言葉が出てこなかったりと、早々に少し挫折を味わいました。元々知り合いもいないのにこんな状態で1年近くも生活していけるのかと少し不安に感じましたが、すぐに適応することができ、そのことが逆に自分はどこに行っても生活していけるという自信に繋がりました。
最初は韓国語で授業を受けることも想像していた以上に大変で、他の国の子たちと一緒に生活することも文化や生活習慣が異なるのでかなり大変でした。しかし大変だった分大きな経験になったと強く感じました。母国語ではない言語同士でコミュニケーションを取ることの大変さも感じましたし、それと同時に上手くコミュニケーションが取れた時の嬉しさも感じることが出来ました。私は元々自分の意見をはっきり言うことが苦手だったのですが、留学前よりも自己主張をすることが出来るようになったと感じています。
韓国という国や人に関しても実際に生活したことでさらに理解が深まったと感じました。
沢山の友達と会話をすることで会話力が大きく伸びたと感じますし、韓国語で会話をすることへの恐怖心や不安がなくなったことがとても大きな成長だと思います。
今回の留学は私の人生において大きな経験となりました。

・留学経験をどのように活かすか

留学中に得た語学力や、韓国という国や文化についての理解を活かして韓国語を活用できる仕事が出来れば良いと考えております。
すぐには厳しいかもしれませんが、いずれは韓国で仕事が出来ればいいと考えているので、そのためにも留学が終わった後も引き続き韓国語の勉強は続け、そのほかにも英語や中国語といった言語や、資格の勉強にも取り組んでいきたいと考えております。
また、留学中に得た経験を後輩や他の人に伝えたり、相談に乗ったりできるように様々な取り組みにも積極的に取り組んでいこうと思います。
他にも、留学中に様々な出来事に取り組みながら問題解決力や、コミュニケーション能力が伸びたと思います。留学前は何か問題に直面してもすぐに逃げようとしたり、自分でやる前から人の助けを借りようとしがちでしたが、留学中は自分で向き合って解決しなければならない問題に直面することも多々あり、その経験のおかげで問題解決力が伸びました。コミュニケーション能力は自分とは異なる母国語を持つ人に自分の考えを伝えなければならなかったので、どのような表現を使えばよいかなどを悩みながら話すうちにコミュニケーション能力が伸びたと思います。
これらの能力はこれから社会人として生活をしていく中で重要な能力だと思います。そのため、これからも様々なことに積極的に挑戦し、取り組みながらこれらの能力を活かし、さらに伸ばしていけるよう頑張りたいと思います。