・カルチャーショックについて

日本と韓国は近い位置にあり、文化的にも似た部分が多くあるので、カルチャーショックというほどの大きな差を感じたことはありませんが、韓国で生活していて日本と違うと感じた点をいくつか紹介します。

まずは韓国は日本以上にキャッシュレス化が進んでいるということです。韓国はほぼすべての場所で現金を使わずに買い物や支払いが出来ます。そのため私も周りの友達も普段の生活では現金を持ち歩かないです。複数人でご飯を食べに行った際も、誰かがまとめて支払いして後からカカオペイや銀行口座に送金することが多いです。支払い自体も早く済むのでとても便利だと感じます。

次にトイレに関してです。韓国でも駅や百貨店などにあるトイレはトイレットペーパーが流せる場合が多いのですが、飲食店や学校、寮のトイレなど場所によってはトイレットペーパーを流せないトイレがあるのでその点に関しては未だに不便だなと感じます。

衛生面に関しては他にも、日本よりも道にゴミやたばこの吸い殻などが落ちていることが多く、繫華街であっても下水の臭いがするところが多いように感じます。他の国に比べて日本が綺麗なのかもしれませんが、比較すると韓国よりも日本の方が衛生面では良いと思います。

また大きな違いというほどではないのですが、韓国のコンビニは思っていたよりも食料品の品ぞろえが多くはないです。日本のコンビニにはおにぎりやお弁当、パン、サンドイッチなど数多くの食料品が販売されてありますが、韓国のコンビニには日本ほどの種類はないです。期待していくと少し残念に感じるかもしれません。

・釜山旅行について

11月半ばに日本から友達が旅行に来てくれたので、一緒に釜山に行きました。私自身釜山に行くのは初めてだったのでとても期待していたのですが、期待をはるかに上回るくらい楽しむことが出来ました。釜山についてまずお昼ご飯を食べたのですが、ソウルでは行ったことのないくらいローカルなお店に入ってご飯を食べました。その後海雲台という海岸に行ったのですが、海がとても綺麗で天気も良かったので綺麗な風景を満喫することが出来ました。

次の日は町中の建物がカラフルなことで有名な甘川村というところに行きました。この日はあいにくの雨だったのですが、それでも街並みがとても綺麗で良かったです。

釜山旅行で一番記憶に残っているのは夜ご飯に食べたナッコプセです。ナッコプセはタコとホルモンとエビが入った鍋料理です。釜山発祥の料理だと聞いたので絶対に食べたいと思っていたのですが、とても美味しかったです。日本にある韓国料理屋で一度食べたことがあったのですが、やはり発祥の地ということもあり比べ物にならないくらい美味しかったです。ナッコプセは少し辛めの鍋料理で友達は辛い物が苦手なので少し心配していたのですが、辛さの選択が出来るので、辛い物が苦手な人でも美味しく食べることが出来ると思います。韓国または釜山に行く機会があればぜひ一度食べてみることをお勧めします。

釜山で他にも行ってみたいところや食べ損ねた料理もいくつかあるので、釜山にまた必ず行きたいと思えた旅行でした。留学生活も残り僅かなので、後悔の残らないように今の間に行きたいところややってみたいことは全て出来るようにしようと思います。