Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2023年4月号 国際学部 S.Y

① 授業紹介

【月曜:Economic Policies of the European Union 14:20-16:35(5credits)】
10% – Active Participation
20% – プレゼン(15~20分・1回)
70% – 筆記試験(5月22日)

受講している学生は11人くらいです。Erasmusの学生は4人であとはスロバキアの学生なのですが、この授業を取っているほとんどの学生が火曜日の授業も同じものを受講しているので、ほぼみんな友達という感じで過ごしやすいです。

毎週の授業の後半40分程度で、2人ずつプレゼンをしていきます(自分で候補の中からテーマを選びます)。私は4月最後の週でプレゼンだったのですが、自分以外全員英語が上手なので本当にプレゼンをしたくありませんでした。
コロナで2回休んでいたので最初はそのまま行くのをやめようかと思っていました。休む前から先生は親身になって話を聞いてくれていたので、とりあえずプレゼンがない日は行こうと思い授業に行ったところ、毎週授業後にプレゼンの資料を一緒に探してくれて、頑張るしかないなぁと思いました。
友達も授業のたびに毎回心配してくれました。プレゼンもみんな最後まで聞いてくれて嬉しかったです。

授業の前日には、友達に頼んでプレゼンの練習を聞いてもらいました。友達が日本食を作ってくれて一緒に食べたおかげで、当日は頑張れました。

5月に期末テストがありますが、合格するまで受け続けるような感じだったので頑張らないとなと思います。

【火曜:International Relations 10:50-14:05(7credits)】
20% – Active Participation
40% – Analytical Memos(毎週授業前日までに指定されたreading記事2,3個を読んで500~700wordsでまとめます)
40% – 期末レポート(3000words)

受講している学生の数は月曜日の授業より多いです。
最初の45分間でAnalytical Memosをもとにディスカッションをします。その後休憩をはさんで、先生のレクチャー講義を受けます。

毎週2,3個の記事のReadingと、それに対する自分の意見をまとめるのが苦痛すぎてずっと提出していませんでした。コロナで2回休んでその次の週は理由なく休んだので、久しぶりに行った時は先生に驚かれました。授業は続けたいという話をしたら、毎週のAnalytical Memosは提出しなくていいから期末レポートだけ頑張ってということになりました。
私の成績評価は100%期末レポートになりました。締め切りは5月31日なので頑張ります。先生も友達も優しいので今もやめずに続けています。

【水曜:Academic Writing 12:35-14:05(3credits)】
10% – Active Participation
40% – Homework(3回に分けて時々課題が出されました)
50% – 期末レポート(1500words)

女子9割以上で男子の学生は1人しかいませんでした。Erasmusの学生は自分だけであとは全員スロバキアの学生ではないかと思います。最初は気を遣いましたが、優しい学生がほとんどで一人でいたら話し合いの時に声をかけてくれました。
月曜、火曜の授業に比べて授業時間が短く、日本で受ける英語の授業のような感じです。毎回授業でグループワークがあります。

【木曜:Comparative Political Science 14:20-17:35(7credit)】
30% – Active Participation
30% – Position Paper(1000words×2回)
(毎週ある授業のテーマの中から2つ選んで提出します)
40% – 筆記試験

先生が少し学生に質問して、学生がその質問をもとに自由にディスカッションをしていく授業です。知識と英語力、積極性がないとリスニングの授業のようになってしまいます。
月曜、火曜の授業は男子の方が多いのですが、この授業は全員女子でした。

私以外全員スロバキア人だったらしく、私だけ個別指導で英語で授業をしてもらえることになりました。自分のペースでReading記事を読んで要約と自分の考えをまとめてメールで提出というやり方になり、授業とテストはなくなりました。
この授業でcreditをもらうことは諦めています。

② 歩道の花屋さんについて

寮のバス停の近くの歩道ではほとんど毎日花屋さんが来て、花やりんごを売っています。最近はジムや大学に行く前に花屋さんに話しかけて、スロバキア語を教えてもらっています。英語は通じませんが、お互いの言語を教え合っています。

花屋さんが可愛がっている猫と、日本人の友達が作ってくれた日本食、旧市街で食べたフランスのクレープです!