Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーストラリアカトリック大学
2023年4月国際学部K.I

●授業紹介

1学期間に最大で4つの授業を取ることが出来る為、私は現在4つの授業を受けています。

龍谷大学での授業数より遥かに少なく、授業外の時間を多く持つことが出来ます。以下が受講している科目の紹介です

1⃣Communication

龍谷大学でコミュニケーションの授業を取っており、授業の初めの方は龍大で受けたものと被る内容がありました。この科目の先生はとても親切なので授業中、生徒が何度も手を挙げて質問をしており、良い雰囲気です。会話だけではなく、広告やSNS、軍隊でのコミュニケーションの成功や失敗についてのプレゼンがあり、準備は少し大変でしたが、クラスメイトの発表は興味深かったです。

2⃣Knowing Young People

このクラスは個人的に最も興味のある授業です。タイトルからあるように若者について学ぶ授業で、現代のデジタル社会に生きる若者のことから、アボリジニについて幅広い世代の若者について学びます。若者が直面している社会問題や、親、学校、友達関係、仕事、住居について学び、オーストラリアと日本の若者の違いを知ることが出来ます。この授業の先生も良い方で、授業中には日本ではどうなの?と気にかけてくれ、レポート課題では個人的にメールを下さり、私が課題を理解しているか、質問はないか確認をしてくれた為、助かりました。

3⃣Sociology

この科目は社会学についてで、オーストラリアでの階級制度や、習慣や儀式について学びます。想像していたよりも内容は難しいですが、この授業でも日本について先生から質問されることがありますが、パッと答えることが出来ないこともあり、改めて自分の知識の無さに気付きます。その場合は、授業後に先生に質問をもう一度してもらい、聞き直すようにしています。

4⃣Educational Thought

今期で一番難しいクラスです。全てオンラインで行われる科目で、質問をすることもオンライン上です。教員を目指す生徒の為の授業と知らずに取った為、後悔しています。授業の初めに教師を目指していないけれど受講しても良いか先生に確認をすると、大丈夫だと言われましたが、正直ついて行けず課題もすごく難しいです。

 

●授業の雰囲気

授業を選択する際、難易度の一番低いものを全て選択し、クラスには高校を卒業したばかりの年齢の生徒もいる為、付いて行くことが出来るだろうと思っていましたが、そう簡単ではありませんでした。初めの方は理解出来ていましたが、時間が経つにつれて難易度も上がってきています。幸い、対面の3つの授業ではそれぞれ助けてくれる友達が出来、分からない時には教えてくれる為、来学期も授業が始まったら積極的に声を掛け、知り合いをつくっておくことが大切だと思っています。

龍谷大学よりも生徒と先生の距離が近く、フレンドリーで質問をし易い雰囲気があり、気に入っています。課題はどのクラスも1学期間に3つずつあり、計画的に進めることが重要です。また、どの授業もリーディングと授業に関するレクチャーのビデオがあるので、授業外には課題以外にも勉強をする必要があります。初めの方は分からない単語を毎回調べていましたが、それではきりがないので、ある程度は諦めて大まかな内容を把握することに集中した方が良いと気付きました。

 

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