<試験について>
私が受けた試験ですが、私は英語学科に所属しているため、ほとんどの試験科目が英語でした。また、大葉大学では基本的に最低16単位取らなければならなく、私は9科目授業を取りました。内訳は7科目が英語で、1科目ずつ中国語、スポーツとなっています。また、英語科目に関してですが、私はpresentation 、speaking、 syntax(grammar)、reading、 writing, listening 、culture(西洋文化と言語学が主な内容です)を受講しました。中間試験は presentation 、speakingを除く全ての試験が筆記試験でした。しかし、期末試験は中間とは異なり、presentation、 speaking 、culture がプレゼンテーションで、syntax(grammar)、reading、writingが記述式のテストでした。また、writingはテーマが与えられ1時間の間に文章を書くといったもので、文の構成、量、内容、文法などで評価するものでした。
cultureの授業で行われたプレゼンテーションは私自身直前まで知らなかったのですが、公開で行われるコンペティションだったようで、多くのカメラがあり凄く緊張しました。ただ、内容はペアで行うプレゼンテーションで、授業内で習った内容の中からテーマを決めて自分なりに分析して、比較するといったものだったので、それほど難しくはありませんでした。また、このコンペティションでの内容や発表方法が評価され、最終的にクラス内で二位に選ばれました。その他もそこまで難しいものは無かったのですが、量が多く自習室や自室の机にずっと篭ることで何とか試験期間を凌ぎました。
次に、中国語の授業は口述試験とTOCFLという台湾で行われている中国語能力試験の模試の二つの試験が続けて行われました。口述試験は2分間ほどで文章や発音の正確さを評価されました。また、TOCFLの方は習っていない範囲も出題されたためあまり結果はよくありませんでしたが、中国語の資格試験がどのようなものか知る良い機会になったと思います。
最後にスポーツクラスにおけるテストですが、授業内で行われた水泳、卓球、バドミントンの各能力テストを評価するといった内容でした。幸い僕は過去水泳部に所属していたこともあり、水泳のテストの評価は満点でした。また、そこまで得意ではない卓球、バドミントンも当日はなぜか良くできて、奇跡的に良い評価をもらえました。
<前期を振り返って>
この半年間は、台湾に来るまで海外経験が無かった自分にとって、本当に新しいことばかりでした。私は元々それほど社交的な性格ではなく、急に決めてしまった交換留学だったことから、中国語も全くできず、英語もあまり話せないままで来てしまったので、初めはどうなることかと凄く不安でした。また、留学当初は自分自身、初めての海外、初めての留学ということもあり、あと何日で家に帰れるのかと毎日考えていました。そのため、今振り返ってみると少しホームシック気味だったと思います。しかし、台湾で出会った先生や友達、先輩など様々な人と関わり続けることで、徐々に不安は楽しいという気持ちに変わり始め、前期が終わる頃には台湾での暮らしを楽しむことができるようになっていました。
また、前期はゴールデンウィークのような大きな休みが多かったため、休みになるといつも友人と旅行に出かけていました。そのため、高雄、屏東、花蓮、嘉義、台中、台南、台北、新北、台東と台湾の多くの都市を見て周ることができました。中でも、現地で食べるソウルフードや、人との交流は旅行中の楽しみでした。後期も旅行はしたいとは思っていますが、前期が終わると一緒に旅行していた友人が母国に帰国してしまうことから、中国語の勉強に集中しようと今は思っています。また、前期を通してテストや授業での要領を掴んだこともあり、後期は成績の向上に加え、学んだことを身につけられるよう予習・復習を心がけたいと思います。
最後に前期を通して、英語に関しては未だに単語不足や聞き取れないなど問題は多々ありますが、以前より自分が話したいことを話せるようになったと感じています。また中国語に関しては、挨拶に加え世間話などは多少話せるようにはなりましたが、リスニングはまだまだです。そのため、今後は英語、中国語両方において、より語彙を増やすことと、リスニングに焦点を当てて勉強したいと思います。
ではまた、来月号で!再見👋