①ビザについて
アメリカのビザ申請は一度アメリカに渡航している人に対しては比較的容易なものになっていて、一般的に必要とされている面接が免除されています。そのため、渡米経験がある私は必要な書類を郵送で大使館に送るだけでビザ申請が済み、比較的楽に作業を進めることができました。ただ、申請書類の中のDS-160(個人情報や渡米の目的などの入力フォーム)は記入項目がとても多く、オンライン作業とはいえ、とても時間がかかりました。とはいえ、ビザ申請の手続きの中で最も大変だったことは情報集めでした。基本的には大使館のサイトを見たら事前に情報が得られるのですが、古い情報と新しい情報のどちらも未だに掲載されていたり、細かい情報が手続きを進めないと出てこず、先を見通せないことが多々ありました。もし、皆さんがビザの手続きで分からない情報などがあったりしたら、それはその時点では本当に分からないことかもしれないので「とりあえず作業を進めてみる」という気持ちの持ち様も大切かもしれません。
余談ですが、DS-160の入力のオンラインフォームはセキュリティの都合上のためか、一定時間を過ぎると自動的にサインアウトされてしまいます。そのこと自体は特に問題ないのですが、自動サインアウトまでのタイムリミットが存外短く、最後まで行く前に時間が切れてしまい、保存が間に合わず入力したデータがすべて吹っ飛ぶということが何度かありました。オンラインの便利さを享受するとともに、思わぬところに落とし穴を体験することにもなりました。
②オリエンテーション・授業選択について
私は2年生後期からの留学ということもあり、龍谷で取得しないといけない必修科目がまだまだ残っているため、できるだけ必修科目に近い講義をASUでも受講できることを意識しながら講義を選びました。 Fall semester の授業登録は3月の頭から始まり、先着順でどんどん人気の授業から埋まっていくようでした。また、このときに、2回生後期以降の授業に相当する授業をASUで取るためには、その授業の土台になる授業を受けていることの証明が要求されるため、授業1つ1つに対して担当の部署にリクエストメールを送信しました。数個の授業を除いて、その他すべての授業が専門的な内容の授業のため、授業が始まる前の現在は、授業にしっかりフォローするために授業の予習などに力を入れようと考えています
また、オリエンテーションに参加して驚いたことは、こっちの大学の関係者は、生徒であれ、教師であれ、自分がASU(Arizona State University)に関与しているということに誇りを持っているということです。ASUはどんなことに秀でているのか、どんな学内イベントがあってどれほど盛り上がるのかという熱いプレゼンテーションを受けました。さらに日常的な場面でも、あらゆる人が何かしらのASUグッズを身に着けていて、生協には多種多様なグッズがずらりと並んでいます。帰国前のお土産探しには困らなさそうです。(ちなみに、オリエンテーションではASUのモチーフTシャツがプレゼントされました。)グッズの写真をいくつか載せてみたので雰囲気を楽しんでもらえると嬉しいです。