① 環境について(住居、街並み等)
初めに街の様子についての説明です。住んでいるところから駅や中心街まで歩いて20分くらいかかりますが、そのおかげで毎日運動になります(寮の前から出るバスもあります)。エクサンプロヴァンスでは毎週火、木、土の午前中にマルシェが開かれています。ここでは、新鮮な野菜、フルーツやチーズ、そのほか服、アクセサリーや雑貨など多くが売られています。服に関しては安く売られていると思います。物価が高いフランスで普通に服を買うととてつもない値段なので、服はマルシェで調達するのが得策だと感じています。最近寒くなってきたので、冬服はマルシェでぜひ買いたいです。
次に寮についてです。入寮するためにはまず鍵の受け渡し予約を出国前にします。初めどこで鍵を受け取れるのかわからず、ずっと敷地内を迷っていましたが、結局入り口近くにあるACCUELという場所で受け取れました。また、その時半期分の家賃の支払いを行いました。半期分の家賃なので、一括できちんと払えるカードを準備しましょう。そこで、支払いがうまくいかなかったら、部屋に入れてもらうことができません。寮は何棟か固まっている感じで棟の種類によって部屋が変わります。幸い私の部屋は部屋にキッチンがあるものだったので過ごしやすいです。しかし、棟によってキッチンが部屋にないところもあり、その場合共用のキッチンスペースを使うことになります。また、棟によってエレベーターがあるところとない所があり、最上階は3階(日本で言う4階)ですが、キャリーケースなどをはじめもって上がるのが本当に大変でした。
②大学施設/サービス
次に、大学施設についてです。大学内には、図書館が2つ、食堂が4つ、その他建物が6、7棟ほど、体育館が1つあります。基本的にEggerという一つの建物ですべての授業を受けています。また、日本では授業がある日は教室が解放されていますが、ものを壊す人がいるということでフランスでは教室が閉まっていて、担当の教授が来るまでその教室に入ることができません。そのため、学生たちは教授が来るまで教室の前で座って待っています。なので、常に廊下には学生がたくさんいます。また食堂は、日本と同じように一品ずつ取るスタイルのものもあれば、生協に少し似た感じでバゲットサンドや軽食が売っているところもあります。
そして、大学のサービスについてです。大学では、週の決まった曜日に野菜を配っていたり、お菓子などを無料で配っていたりします。また、食堂は4か所ありますが、品ごとにポイントが決まっていて、そのポイントでいくらか決まります(〇ポイント〇ユーロ)。また、奨学生はある申請を行うことで1ユーロで食堂を利用することもできます。フランスは、物価は高いものの学生には優しい国だと感じます。