①コペンハーゲン大学はデンマークで最も歴史があり、また二番目に大きな規模の大学です。学生数は37,000人あまり、女性が59%を占め、教職員は7000人を越えるかなり大きい学校です。キャンパスはコペンハーゲン周辺に複数存在し、私の全ての授業はコペンハーゲンの中央部に最も古いキャンパスであるシティ・キャンパスで行われています。
文字通りプレゼンテーションや話し方といった口語的な練習をメインに行います。基本的にコペンハーゲン大学は筆記のテストが多いため珍しかったです。セメスター内に2回練習の発表を行い、最終テストを1回行いました。発表内容は自分の専攻について発表するので日本語で学んだ経済学を英語でもう一度整理して共有する事で自身の理解度が深まりました。個人的には話すことがすきだったのでそこのスキルを伸ばす事が出来てとても有意義な時間を過ごせたと思います。
この授業はコペンハーゲン大学を卒業した哲学者セーレン・キェルケゴールにの思想について学ぶものでした。日本では哲学について学ぶ事が全くなかったのでせっかくなので選択してみました。基本的には本を読み、それについて授業中みんなで考えを共有するといったものでした。
Hyggeとは、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことを言います。現在では単なる一単語にとどまらず、デンマーク人の大切な価値観やマインドセットのひとつとなっています。
デンマーク人はみんなが言う「ヒュッゲ」と言うのは、ロウソクや間接照明で照らされた自宅で食卓を囲みながら、大切な人と一緒に過ごす時間だったり、紅茶やコーヒーを飲みます。
日本語は「ほっこり」や「まったり」という言葉のニュアンスに近いと思います。 例えば雪が降る寒い冬の日、家のコタツに入ってみかんを食べながら家族や友達とゆっくり時間を過ごすようなものだと思います。今では友達にHyggeしよう!!と大変なテスト期間や厳しい気候を乗り越える大切な一日のルーティンになりました。