①授業紹介
今回は私が現在履修している2つの授業(Danish Culture Course、 Danish Archtecture and Urban Design)について紹介したいと思います。まず、Danish Culture Courseですが、この授業はDCCと呼ばれるデンマークについて学ぶ授業のうちの一つで、特に留学生に人気の授業で、人文学部だけでなく様々な学部の学生が受講しています。この授業はコペンハーゲン大学では珍しく大人数で講義室で開講される授業で、レクチャー方式で行われます。授業内容としては、デンマークの歴史(特にヴァイキングなど)、食文化、音楽、映画など、デンマークの文化を包括的に学ぶものとなっています。中でも、音楽や映画の授業に関しては実際に鑑賞、体験し、学ぶことができました。また、授業の一環として、校外学習も行われます。今学期の授業で私たちはコペンハーゲン市内の散策や、デンマークでとても有名なルイジアナ美術館及びフレデリクスボー城を訪れたりしました。
次にDanish Archtecture and Urban Designですが、この授業ではデンマークの建築や都市デザインについて深く学びます。特にコペンハーゲンの都市デザインに関する講義ではコペンハーゲンが自転車に優しい地域になった経緯、コペンハーゲンの公共空間の歴史や様子など、興味深い内容が盛りだくさんでした。また、この授業にも校外学習があり、今学期はコペンハーゲン市内だけでなくスウェーデンのマルメにもバスで訪れました。
②デンマークでの日常生活について
この頃コペンハーゲンではルームメイトやフラットメイトと生活する学生が多く、私もそのうちの一人です。普段ルームメイトとは一緒に勉強をしたり、また、分担して家事をこなすなど、日常的に交流があります。私のフラットメイト間は仲も良く、また、全員違う国からの留学生なので普段から文化交流をすることができました。
また、日本とは違う食生活ですが、外食がとても値が張るデンマークにおいては基本的に自炊となります。物価が日本と比べ高いデンマークですが、スーパーマーケットの食材は比較的安価に手に入ります。パーティー等を行う場合も友人同士で料理をすることが多いです。最近ではデンマークの郷土料理であるスモーブローを各部屋で用意し回っていくパーティー、寿司や鍋等日本食を作るパーティーといったことをしました。
そして忘れてはいけないのが健康面です。デンマークは北欧の国ということもあり、秋から急激に日照時間が短くなり、さらに天候も悪化するので体調に気を付けなければなりません。そこで、私も含め、多くの人は余暇にスポーツをすることが多いです。ちなみに最近私はパデルとジムを始めたので、息抜きの為にも続けていきたいと思います。
授業で訪れたフレデリクスボー城
スモーブローパーティー