①授業紹介
ヤギェヴォ大学での交換留学では選択できる科目が制限されています。制限されている科目の中でも英語の授業は正規の留学生もかなり多く履修しているので、履修する際は、早めに履修することをお勧めします。
私が履修している科目を2つ紹介します。
1つ目に「Rhetorical Strategies in Advertising」という授業です。マスメディア、広告、日常のコミュニケーションに焦点を当てて、相手をどのように説得させるかといった心理学的なことを学べます。授業では、グループでディスカッションを行ってグループでの架空の広告を作り出してSNSなどを使って運営するなどの実践的なことやあるトピックに対して、oxford debateと呼ばれるディベートを行ったりしています。
2つ目は「Contemporary Social Thought」という授業です。この授業では、現代社会思想についてを学びます。各授業につき一つのトピックを扱っており、ある日はホロコーストについてのアプローチ、ある日は消費主義と反消費主義 に対してのアプローチなどを学びます。この授業では龍谷大学のGS学科の授業のトピックと被ることがあるのですが、別の国から考えたトピックに対するアプローチを学べるのはとても楽しく感じます。もしGS学科の方でヤギェヴォ大学を検討している方はぜひ「Contemporary Social Thought」を履修してみてください。
②クラクフでの生活と知っておいた方が良いこと
クラクフで生活するにあたり知っておいた方が良いことがいくつかあります。
・まず、クラクフでの生活ではほとんどがカードなど電子決済で済ますことが出来ます。しかし、寮での洗濯などキャッシュのみの場面が時々あります。なので留学に来る際はある程度のキャッシュを持参するか、ポーランドで銀行口座を作ることをお勧めします。
・クラクフの冬は日本のように暖かくなく、雪が積もっていることが多いです。フランス、ドイツなどと比べても寒さは厳しいと思います。なので、防寒具は現地で買うか持参した方が良いでしょう。また雪が降る頻度が多いのでブーツは必須だと思います。
・クラクフだけではなくヨーロッパ全体ですが、冬の日照時間がとても短いです。12月になれば15時程には太陽が沈み、曇りが多くなるので太陽を見れるのがとても少なくなります。多くの人は気持ちも太陽と一緒に沈んでしまうことがあります。なので、ビタミンDを摂取する方が非常に多く、サプリメントは必須だと思います。
・クラクフにはスーパーがたくさんありますが、日曜日や祝日には閉まっていることが多いです。なので、食料がなくなってしまって困ることが多々あります。なので計画的に生活品や食料を買うことをお勧めします。もし、生活用品を買い忘れてしまったりした時は「żabka」というポーランドのコンビニを訪れるといいでしょう。