①「授業紹介」
私がWinter Semesterで履修している授業は
・Memory of Holocaust
・History of Polish Culture
・Polish Course(週2回)
の3つです。
Memory of Holocaustでは、授業の名前の通り、ホロコーストについて勉強しています。授業時間は2時間15分と少し長めです。最初に先生からホロコーストの歴史や収容所について教えていただき、12月に入ってからは生徒たち2~3人でグループを組み、それぞれのグループで問題提起をして、クラスの前でプレゼンテーション・ディスカッションをしています。プレゼンテーションの内容はホロコーストに関わるものなら特に指定はなく、法律や文化やホロコーストを題材にした映画等、多岐にわたっています。私たちのグループはPlaszow収容所というクラクフにある「シンドラーのリスト」という映画の舞台にもなった収容所について、ホロコースト記念館の意義を問うようなプレゼンテーションを考えています。
また、授業の一環で、Study Tourもありました。クラクフ市内にあるシナゴーグやゲットー跡、記念碑などをクラスで見学に行き、要所要所で先生から説明をしていただきました。実際に赴いて自分の目で見て考えることはとても良い経験になりました。
History of Polish CultureはLecture型の授業です。先生が歴史的な人物やポーランドの歴史ある建物などについて写真などを使いながら説明していただきました。ヤギェウォ大学の紋章の意味なども教えてくださいました。ほぼ毎回の授業の最後にはポーランドの音楽を聞かせてくださいます。それも私の楽しみのひとつです。
Polish Courseはヤギェウォ大学付属の語学学校の授業です。ポーランドに来たからにはポーランド語も少しは覚えて帰りたいと思い、申し込みました。ポーランド語はすこし難しいですが、クラスは10人ほどの小数人で行われており、先生に質問もしやすく、楽しくポーランド語の勉強をしています。
②「Christmas Market」
ここクラクフのクリスマスマーケットは11月末から始まりました。11月11日の独立記念日が終わるとすぐに、旧市街ではクリスマスマーケットの準備が始まりました。何もなかった広場にお店が建っていき、イルミネーションが増えていく様子にはとてもワクワクしました。
クリスマスマーケットでは、様々なものが売られています。オーナメントや陶器、はちみつや木製の雑貨などお土産として買って帰ることができるものもたくさんあります。また、ピエロギやOscypek(オスツィペック) などのポーランドの伝統的な食べ物もおいしいです。クリスマスマーケットの中を歩く人のほとんどがホットワインのコップを持っていて、ホットワインのお店はどこも列になっていました。
また、私はドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットにも行ってきました。調べたところによると、ドイツがクリスマスマーケット発祥の地だそうです。ベルリンでは様々な場所でクリスマスマーケットが行われていました。私はシャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケットとカイザー・ヴィルヘルム記念教会に行ってきました。シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケットでは小さな観覧車やメリーゴーランドまであって、子どもたちが楽しんでいました。
クラクフとベルリン、どちらのクリスマスマーケットも少しずつ雰囲気が違い、どちらも楽しかったです。