①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
ポーランドのクラクフの治安は他の国と比べて比較的安全だと思います。実際、クラクフは学生街であるため年齢が近い人々が多く、深夜でも学生が歩いていたりします。よく海外では深夜は出歩かないことと言われることがありますが、現在まで特に目立ったトラブルはありませんでした。加えて、(場所によりますが)深夜は1時間に1本だけバスが走っているので、深夜に少し遠くの方に出かけていても困ることは少ないと思います。またネットでもタクシーを呼べるので深夜の交通手段にも困らないと思います。
また日本のように落とし物をしても見つかることが多いと思います。私の友人はクラブでスマートフォンと帽子を落としてなくしてしまった時があり、翌日にクラブの方に落とし物があったかを聞きに行ったのですがスマートフォンと帽子の両方が落とし物として届けられていたそうです。
トラブルや危険ではありませんが、深夜2時頃に街を散歩をしている時に反対車線で歩いている方にかなり激怒した声で「yellow pig」と叫ばれたことがありました。一緒に歩いていた友達からはアジア人に対する人種差別の一種だと教えてもらいました。人種差別が日本に比べて多いものだと覚悟して留学に来ましたが、ここまで明白な人種差別を受けるものなのだなと驚きました。しかし、留学に来てから1度しか差別を受けなかったので周りの国に比べると人種差別をされることは少ないのではないかと思います。
②留学中の旅行について
ヤギェヴォ大学はクリスマスと年末年始は授業が開講されておらず、大半の生徒は帰省しています。その期間で私はドイツとオランダへ旅行に行きました。ドイツのシュトゥットガルトでは12月にクリスマスマーケットが開かれており、世界で最も美しいクリスマスマーケットと言われています。クリスマスマーケットではホットワインがとても有名で、寒い外で飲むホットワインはとても美味しかったです。オランダのアムステルダムでは国立美術館に「ゴッホの自画像」や「牛乳を注ぐ女」を見に行きました。アムステルダムの国立美術館には約8,000品ほどの作品が展示されており、美術館や歴史に興味のある方にはとてもお勧めです。国立美術館の近くにはゴッホ美術館もあるのでお勧めです。
また別の休日にハンガリーのブタペストに行きました。ブタペストはブダ城や漁夫の砦などを見に行き、夜に夜の国会議事堂やブタ城が見れるクルージングを体験してきました。私がとったのはとても短時間コースで食事などもなしでしたが、中には食事をしながら夜景を楽しむコースもありました。もし、ブタペストに旅行するならとてもお勧めします。
旅行中は大きなトラブルなどはなく楽しめましたが、ヨーロッパでは大麻を吸う方が街中にいたり、コーヒーショップで吸っている方がいますが、日本人の方は海外で大麻を吸うことは違法になる可能性があるので吸わないようにしましょう。
(ドイツのクリスマーケット)(アムステルダム中央駅)