①「治安、危険を感じたこと、トラブルについて」
クラクフの治安はとても良い方だと思います。しかし、日本よりもパトカーはたくさん走っていて、夜中でもパトカーのサイレンが響いていることが多いです。また、旧市街にはたくさんの観光客が訪れているので、やはり多少の注意は必要です。旧市街の中を歩いていると、よく募金などお金を求めて声をかけられることもあります。
一度だけ、学校からの帰り道で、横断歩道の前で待っていた時に、後ろを歩いていた男性にリュックを開けられそうになりました。何か取られる前に気づくことができたので良かったですが、とてもびっくりしました。
トラブル、ではありませんが、クレジットカードが使えないアプリケーションが幾つかあります。市内の移動や旅行のために交通系のアプリケーションを入れたのですが、持っているクレジットカードによって使えたり使えなかったりして不便を感じることがありました。日本の携帯の電話番号を止めていたせいで二段階認証が届かなくなって使えないと言っている子もいました。また、ヨーロッパではインストールできないアプリケーションもあり、出国前に気づいてしておけばよかったということによく遭遇しました。
また、郵便を保護者の方から送ってもらうという人もいますが、なかなか寮まで届かず、自分で郵便局まで受け取りに行って、何軒かはしごしなければならなくなったり、関税を払う必要があったりということがあります。
②「ポーランド内旅行(ワルシャワ・グダンスク)」
私は年末年始、ポーランドの二都市を旅行しました。まず、バルト海沿岸にある港町、グダンスク。ここには初日の出を見ることを一つの目標としていったのですが、年始からのあいにくの雨で見ることは叶いませんでした。グダンスクは第二次世界大戦の火ぶたが切って落とされた地で、第2次世界大戦博物館があります。半日かかってもすべて見切ることができないのではないかと言うくらい詳細に解説がされており、本当に勉強になりました。中世ドイツ騎士団の大城塞、マルボルク城も素敵で、また、海岸の街で食べた魚料理はとても美味しかったです。
ワルシャワは新世界通りと旧市街が有名なのではないでしょうか。第2次世界大戦で破壊されたワルシャワ旧市街は、その後、精密に復元され、美しい街並みを見ながら散歩することができます。また、博物館も多く、私たちはワルシャワ蜂起博物館・ユダヤ人博物館・ショパン博物館に行きました。どの博物館も文字で見るだけでなく、触れたり聴いたりすることができるところがあり、詳細に学ぶことができました。
ワルシャワで私のおすすめの場所はワジェンキ公園です。とても広くて、ワジェンキ水上宮殿はとてもきれいでした。リスやクジャクもいて、本当に心落ち着く素敵な場所でした。