留学生活も残り数カ月となりました。今月は、試験と学内学外での日本に関連するイベントについて説明したいと思います。
①試験について
今学期のスケジュールは、授業期間(1/22-4/20)→期末試験期間(5/6-18)となっています。私の通っている大学は、授業期間が終わると休暇がある、そのあとに試験があります。試験については、日本と同じで試験期間に行われる試験と授業内に行われる試験、レポートがあります。日本では、履修登録の時点でシラバスにそれぞれの授業内容や進め方、テスト形式が書かれていて履修前にわかりますが、フランスでは、試験に関しての情報は初回の授業で初めて知ることになります。
私がとっている授業の試験について紹介します。
・フランス語の授業
留学生がほとんどとるフランス語の授業に関しては、授業内にプレゼンテーションと聞き取りと筆記の試験が行われ、すべて授業期間内に完結します。プレゼンテーションはだいたい5分ほどです。聞き取りや筆記の試験は、それぞれとっている授業のフランス語レベルにあわせたDelfの試験と同じ形式の問題で行われました。
・日仏翻訳授業
担当教授によって試験の形式は変わります。例えば、ある授業は授業内に一回翻訳テスト(既出の文章)と試験期間に一回翻訳のテスト(既出の文章と初見の文章)がありました。他には、授業内のグループ発表と学期末に行われる既出の文章の試験が課されます。試験では、事前に単語を調べて、紙に書きだした単語帳を持参することができるものもあれば、辞書などなしの試験と様々です。
②日本関連のイベントについて
・Tandem
これは、大学がやっているもので日本語を学びたいフランス人とフランス語を学びたい日本語をマッチさせて1対1で自由に交流し、Ametice (Manaba的なもの)に毎回コメントを出し、語学交流をするものです。これは、日本語だけでなく他の言語(ex.韓⇔仏、中⇔仏など)でも同じようにやっています。
・日仏交流イベント
日本人の先生方が企画してくださったのが、お菓子パーティーのようなものです。時間が合えば、このようなイベントにも参加していくと友達を作ることができ、良いと思います。
・日本のイベントのボランティア
マルセイユで行われたもので秋祭りというものがありました。ここでは、けん玉やくじ引き、書道などがあり、それぞれのコーナーごとに分かれていて、そこで来場客に対して日本語を教えたり、遊びを教えたりといったボランティアをしました。思っている以上に日本に興味を持たれているフランス人が多くて驚きました。
また、エクスは、熊本と姉妹都市ということで様々なイベントを主催しておられます。クリスマスの期間では、熊本に関連するグッズや名物、和菓子などのボランティアをしました。1か所に様々な国がいろんな形で出店しているのでボランティアの後に見てみるのも楽しいと思います。また、フランス在住の方も多くおられるので、いろいろな話を聞けて良い経験になりました。