①試験について
SGH(ワルシャワ経済大学)では、学期の終了後に2週間のテスト期間が設けられ、テスト評価のある科目のほとんどは、その期間にテストが行われます。期末試験と追試験の日程はusos(大学のポータルサイト)上にて公表されます。秋学期では、私はProduct and Brand StrategiesとTerrorism and Organized Crimeの2科目のテストを受けました。
・Product and Brand Strategies
この授業は、グループプレゼンテーションとグループレポート、テストにより成績評価が行われます。テストは期末テストの代わりに、ゼロタームテストを受験することができました。ゼロタームテストは2日間の試験日が設けられ、その中から1日選択することができました。もちろん、ゼロタームテストテストを受けず、試験期間に期末テストを受けることもできます。私は、学期中はプレゼンやレポートの準備に追われていたので、ゼロタームテストテストは受けずに、試験期間に期末テストを受けました。
テスト内容は、3つの質問に論述で答えるというものでした。正直、あまりきちんと対策はしていなかったため、点数はかなりギリギリでしたが、プレゼンの評価がかなり良かったのでなんとか合格できました。
・Terrorism and Organized Crime
この授業は、テストのみで成績評価が行われます。この授業もゼロタームテストテストが設けられており、私はゼロタームテストのほうを受験しました。テスト方法は、他の授業とは少し異なりました。まず、試験当日に、教授から、テストの質問が記載されたメールが送られてきます。次に、その質問の答えをWordにまとめて、メールが送られてきた24時間以内に、Wordを添付したメールを教授に送信する、というかんじでした。
テスト期間になると、大学の図書館がほぼ24時間利用できるようになり、テスト期間には多くの生徒が利用していました。寮にも、スタディールームという勉強できる部屋があります。
②留学中の旅行について
私はこの半年間で13都市ほどヨーロッパを旅行しました。その中でも、特にお気に入りの2都市をご紹介します。
・ヴロツワフ
11月初旬に、一人でポーランド西部に位置するヴロツワフという街に行きました。ワルシャワからバスで5時間ほどかかりました。ヴロツワフは、小人の街として有名で、約300人の小人たちが街のいたるところに隠れています。私は40人ほど小人を見つけました。また、この街は、私が訪れたヨーロッパの街の中で一番のお気に入りでもあります。旅行後しばらくは、どうすれば将来ヴロツワフに移住できるか真剣に考えていたくらいです。とても綺麗で可愛らしい街なので、ポーランドに来た際は、是非訪れてほしいです。
・プラハ
テスト期間後から春学期のオリエンテーションウィークが始まるまでの間に、1週間のお休みがあったので、その間にプラハ・ウィーン・ブラチスラバで一人旅行をしました。三ヵ国ともとても楽しかったですが、特に楽しかったのがプラハです。街のどこを歩いても建物はカラフルで可愛らしく、まるでおとぎ話の中の世界のようでした。そのため、ただ歩いているだけでもすごく楽しかったです。また、昼と夜で街の雰囲気が異なるのも魅力的だなと思いました。将来もう一度、訪れたいです。