Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2024年3月号 国際学部 A.Y

①余暇の過ごし方

SGHに留学してからのこの7カ月半、冬休みや春休み、イースターなど長期休暇と少し長めの連休が合わせて5,6回ほどありました。そういうときは、私は旅行に行くか、寮でゆっくり過ごすようにしています。

ご存じの方も多いでしょうが、ヨーロッパ内では安いと片道数千円で旅行が可能です。ポーランドからだと特にハンガリー、チェコ、オーストリア、スロバキア、リトアニア、ラトビア、ベルギー、ノルウェーなどへ、かなり安く行くことができます。そのため、週末や長期休暇になると、多くの留学生(特にアフリカとアジアからの留学生)が旅行に出かけます。また、ポーランドには旅行におすすめの都市がいくつかあるため、もしポーランドに留学に行かれるなら国内旅行も非常におすすめです。私はグダンスク、クラクフ、ヴロツワフという都市に行きました。その他には、ザコパネやポズナン、トルンという都市もおすすめです。特に、ザコパネは山岳部に位置し、大きな湖がある非常に自然豊かな土地なので、自然が大好きな方は是非訪れるべきところです。帰国までには、必ず行こうと私も考えています。

上記でさんざん旅行をおすすめしましたが、長期休暇にあえて旅行に行かず寮にとどまるのも良い案だと私は思います。というのも、長期休暇になるとみんなこぞって旅行に行ってしまうので、寮がすごく静かで快適だからです(笑)。社交的な時間ももちろん好きですが、それと同じくらい一人で静かに過ごす時間が私は大好きなので、長期休暇には本を読んだり、映画を見たりとだらだら過ごすことも多いです。日本では、帰省しないかぎり、バイトなどでいつもせかせか過ごすことが多かったので、少し物足りなさを感じることもありますが、こののんびりとした時間が割と気に入っています。

 

②ちょっと後悔してること

時が過ぎるのは早いもので、遂に帰国まで残すところ40日となりました。そのため最近は、これまでの留学生活や帰国後のことなどについて、自然と考えることが多くなりました。そんなこんなで、私には「ああ!これやっておけば良かったなあ」とちょっぴり後悔していることがあります。それは「日記をつけること」です。というのも、留学に来てからいろいろと考える機会が増えたことで、自然と考えが変わっていったことや新たに発見したことなどが多くあります。そういうときには、たまに自分の考えを文章に起こすこともありましたが、もし日常的に自分の考えやその日あったことを文章に残していたら、もっと自分の成長が可視化できただろうし、この留学の自分へのお土産にもなっただろうなと思うからです。

また、最近は就活に取り組んでいるのですが、面接では必ずと言っていいほど留学について聞かれますし、私の就活の軸はこの留学経験がかなり大きく関わっています。しかし、記憶なんて徐々に薄れていくものなので、留学に来たばかりの頃を思い返すと少し記憶が曖昧な部分が多いです。そのため、あのとき感じていたことや、こういうふうに考えるようになったきっかけが詳しく分かれば、更に話が深堀りできるのになあと後悔しています。

なので、もしこれを見ていて今後留学に行かれる方には、将来の自分のために日記をつけることを強くおすすめします。

 

(3枚ともクラクフ旅行の写真です。アウシュビッツ強制収容所/ヴィエリチカ岩塩坑/友達とのピクニック)