①授業紹介
淡江大学では留学生も正規生向けの授業を選択する事ができるので、様々な分野の授業を受ける事ができます。留学生向けの授業や英語開講の授業もあるので、自分に合った授業を見つける事ができると思います。
今回は私が受けて良かった、面白いと思った授業について紹介します。
1つ目は「中華民俗文化」です。この授業は留学生向けの授業で、主に中国の文化について学び、体験します。先日は書道体験、水墨画、ハンコ作り体験をしました。クラスメイトは、アメリカ・韓国・インドネシア・ベトナムなど様々な国の方がいて、中国語を使って他の国の方達と交流ができるのでとても楽しいです。中間テストは各自の文化のプレゼンテーションでした。それぞれの国の文化の違いを知りながら比較ができ、とても面白かったです。
2つ目は「漢字文化」です。この授業は正規生向けの授業です。日本人は私と私の友達を含めて3人なので少し緊張しました。この授業は全て中国語で行われます。授業はパワーポイントの内容に沿って進んでいくので、先生の言葉が全て聞き取れなくても大丈夫でした。授業の内容は、漢字の起源や言葉遊びについて学びます。日本に漢字が伝わった歴史などについて学べるので、漢字圏に住む日本人にとって面白い授業だと思います。授業内では課題として、台湾にある故宮博物館のレポートが出ました。その時故宮博物館を初めて訪れましたが、とても広く、展示物がたくさんあって面白かったです。この授業を通してより一層漢字に対する理解が深まりました。
②台湾の春休み
台湾では児童節と清明節のため4月の4日から7日まで連休になります。それに伴って淡江大學では4月の1週目が休みだったので、台湾で出会った日本人の友達と一緒に香港・マカオ旅行に行くことにしました。香港は台湾から2時間程度のフライトで到着します。日本から行くよりも値段が大変安く、往復料金¥30000程度でとても驚きました。
香港で使用されているのは主に広東語で普通語も通じるとのことでしたが、伝わらない時もあって大変でした。香港の建物は高く、食べ物の味付けも台湾とは違い、比較しながら街を散策するのは楽しかったです。香港の次はフェリーに乗ってマカオに移動しました。マカオは香港とは全く違った景色で圧倒されました。飲食店はポルトガル式料理、中華料理、香港ポルトガル式料理など様々でした。街並みは台湾や香港と似ているところもありつつヨーロッパ式の建物も混ざっており、新鮮な感じで面白かったです。その他に驚いたことは、マカオでは香港通貨とマカオ通貨どちらも使用できることです。お会計の際に2種類のコインを混ぜて支払いをしても大丈夫でした。
私は今回の旅行を通して、日本と比較して台湾の文化を学ぶだけでなく、他の国の文化を体験し学ぶことは大変興味深いことだと思いました。今回の旅行で広東語を初めて聞きましたが中国語とは全く別の言語に聞こえて面白かったです。台湾では体験できない事が体験でき、それと同時に台湾の文化への理解がより一層深まった有意義な旅行でした。