Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2024年3月号 国際学部 Y.I

①環境について(大学施設・サービス・住居・街並み等)

 私の淡水大学は台北から電車で1時間ほどの夕陽で有名な台湾の観光地にあります。駅周辺は飲食店や観光地がたくさんあり、週末は観光客で賑わっています。街の中にはアパートが建ち並ぶ住宅街や、飲食店や服屋、美容室などが建ち並ぶ商店街があり、お昼時や帰宅時間帯には地元の人や学生達で賑わっています。また、淡水は山が多いので坂道が多く、自転車を乗っている人はほとんどいません。バイク移動が一般的なようで、道の端にバイクが並んでいるのが日常的な光景です。山の高低差の影響で建物の入り口が2階だったり、地下に席がある飲食店が多かったりすることも特徴的です。

 私は大学の寮に住んでいますが、寮の中には簡易キッチン・電子レンジ・共有冷蔵庫・洗濯機・乾燥機や、地下には食堂やコンビニがあるので不便に感じたことはありません。大学の周辺にも飲食店や文房具店、スーパーマーケットがあり、生活をするにはとても便利です。また、台湾は水道水が飲めないのですが、学校や街中の至る所には給水機があるので水を買う必要がありません。

 台湾ではゴミを捨てる際、ゴミ収集車が来るのを待って自分で捨てに行く必要がありますが、寮の場合は夜の19時10分から20時半の間にゴミ収集車が待機してくれているので待つ必要がありません。もし学校生活のことで分からない事があれば、留学生のグループラインで聞くことができるのでとても安心です。

 

 

 

②台湾の食生活について

 台湾に来てから1ヶ月少し経ちましたが、食生活にも次第に慣れてきました。台湾は外食文化なので、街中に飲食店やタピオカミルクティーなどの飲料店がたくさんあります。自炊をしている人はそれほど多くなく、自炊をする方が高いと言う話を聞いたことがあるほどです。そのため、ほとんどのお店でテイクアウトが可能で、席が無いお店も多いです。入店時には必ずと言っていいほど、内用(イートイン)か外帯(テイクアウト)なのかを聞かれます。イートインの場合、先に席に座ってから注文票に数を書き、先にお金を払うことが一般的です。台湾には日本料理や韓国料理、ベトナム料理など様々な飲食店があるので、気分によって様々な料理を楽しむことができます。私も日本料理と韓国料理を食べてみましたが、味付けが少し違ったりしてそのような違いを見つけるのはとても面白いと思いました。しかし、パスタや日本料理などの異国食材を利用したお店は値段が少し高かった印象があります。

 日本では自炊をすることが一般的なので最初の2週間ほどは食生活の違いに苦戦しました。台湾のご飯は1皿のボリュームが多く、油を使用した料理が比較的多いため数日間は胃もたれで悩んでいました。現在は寮の簡易キッチンを利用して自炊し、時々友達と外食に行くという食生活を送っています。台湾のスーパーには日本の食材がたくさん売られており、納豆やうどんなども売っています。日本で買うより価格は高いですが、調味料やお菓子などのほとんどのものが揃っています。