①「授業紹介(その2)」
私がSummer Semesterで履修している授業は、
-Contemporary European Thought and Culture
-History and Sociology of Food and Drink in Poland
-Polish Literature and Culture in the World: a minor literature in the global cultural marketplace
-Polish Language Course(週2回)
の4つです。
Contemporary European Thought and Cultureは、現代のヨーロッパについて様々な視点から学んでいく授業です。ホロコーストや気候、テクノロジーなど、本当に様々な観点のトピックが取り上げられています。ディスカッションクラスで、毎週課題の論文を読んだうえで、クラスでの議論があります。
History and Sociology of Food and Drink in Polandは、ポーランドの食について学ぶ授業です。穀物や季節の食べ物などについて勉強しているのですが、その授業のトピックごとに、教授が食べ物や飲み物を教室に持ってきてくださり、実際に食べながらその食べ物について知ることができます。ポーランドの家庭料理や、スーパーに売っていてもなかなか自分一人では買わなかったものなどについて知ることができるので、とても楽しいです。また、生徒一人一人にポーランドの伝統料理が割り当てられ、それぞれがその料理を作り、それについてのプレゼンテーションをします。私は“狩人のシチュー”と呼ばれるBigosという煮込み料理を作ることになりました。なんと、これは約3日もかけて煮込む料理だそうです。
Polish Literatureの授業は、オンラインの授業で、授業が開講されている期間も他の授業よりも短めです。文学を学んでいる私としてはとても興味のあるトピックが多く、ポーランドの歴史背景についても一緒に知ることができます。
Polish Language Courseは前の学期から受けているヤギェウォ大学付属の語学学校の授業です。前期よりも知っている単語は増えたのですが、新しい文法など覚えることも増えて、言語を学ぶのは難しいなと思いますが、(買い物や注文がすらすらできるようになるくらいに)頑張りたいです。
②「イースターブレイク」
少しずつ春の兆しが見えてくる日が増えてきて、3月中旬ごろから旧市街でイースターの準備が始まりました。今年は3月21日からマーケットが行われ、カラフルなイースターエッグやお花、ジンジャークッキーなどが並び、春の訪れを感じました。そして、3月の最終日曜日からはSummer time に切り替わりました。少しずつ日が伸びているのが感じられます。
ヤギェウォ大学でも、1週間ほどイースターブレイクがありました。私はその機会にスペイン旅行に行き、マドリードとバルセロナの2都市を観光しました。ポーランドは名前の由来通り、平原の国で、坂道が全くといっていいほどありませんが、スペインは坂道が多く、それもかなり急勾配で、私は久しぶりの坂道に感動しました。坂道を登った高いところにある公園からは、日の入りをきれいに見ることができました。有名なガウディ建築もいくつか見に行きましたが、どこもたくさんの観光客でいっぱいでした。建設中のサグラダファミリアは、ステンドグラスがとてもきれいで、色のコントラストが素敵でした。街を歩いていて感じたのですが、スペインは日差しが明るく、洋服屋さんのウィンドウはとてもオシャレだと思いました。