現地の学生、友人について
私はかなり消極的なタイプでもとから友だちを作ることが苦手なタイプだったので、アイルランドでの友だち作りはかなり大変でした。日本人の友だちとはかなり仲良くできたのですが、日本人ではない友だちを作るのはかなり難しかったです。ただ、わたしは言語の授業や実技の授業などかなりインタラクティブな授業を多くとっていたので、様々な人と話す機会を得ることができました。留学中は遊びに誘えるような友だちができなくて、悩むこともありましたが、今思えば幅広く色んな人と話す時間があったことは英語を勉強するためだけでなく、人との交流という点で非常に良かったのかなと感じています。
留学中の日本人は他の日本人との交流を避けようとする人が多いと思います。しかし、私は日本人の仲間を作ることは日本人ではない友だちを作るために大切だと考えています。特にアイルランドに住む人たちはフレンドリーではありますが、日本人に似ていてグループで固まって行動するので、留学生がその中に入ることは難しかったです。そのため、日本人の友だちが一緒にいれば自信がつくので、日本人ではない人に話しかけやすかったり、グループに入れてもらえやすくなったりすると思います。
現地で仲良くなった日本人の友だちに、留学中の友だち作りにおいて前期は後期の種まきだと言われたことがあります。私にはもうすぐで帰国というときに非常に仲良くなった友だちがいます。その子とは1年間授業が一緒だったのですが、4月の後半になって急速に仲良くなりました。前期は少し友だち関係で悩むこともあると思いますが、それは後期のためだと思って前向きに行動することが大切だと思います。
ヨーロッパ旅行について
私は冬休みにフランスとイタリア、春休みにイギリス、そして帰国前にもう一度フランスに行きました。私の場合は、冬休みが12月22日から1月14日、春休みが3月23日から4月7日でした。春休みは授業と授業の合間にあったので、レポートなどで少し忙しい春休みでした。
冬休みのフランスはパリでディズニーランドに行ったり、エッフェル塔を見に行ったりしました。またイタリアではミラノとフィレンツェを訪れ、教会や西洋絵画などを見に行きました。その後、もう一度フランスに訪れた理由としては、個人的にフランスが非常に楽しかったことと、ポンピドゥーセンターという美術館がストライキで行けなかったためです。また、春休みに訪れたイギリスではイングランドの都市を4つ巡りました。サッカーを見に行ったり、ビックベンなどの主要な観光名所を巡ったりしました。
最後のフランス旅行は何事もなかったのですが、それ以外の旅行では私の旅の相棒がスリにあったり、飛行機が欠航になるなどで帰国できなかったりと、ハプニングが必ずありました。幸運にもわたしにはあまりトラブルがなかったのですが、アイルランドのコークと比べ他のヨーロッパの地域は治安が悪いエリアがあるので、事前に調べておくなどして警戒心を高めておくことが重要だと思います。ただ、旅にはハプニングがつきものなので、それも1つの経験だと今は考えています。
(左からミラノのドゥオーモ、ロンドンのタワーブリッジ、パリのオランジュリー美術館にあるモネの睡蓮です)