Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2024年 4月号 国際学部 K.M

①現地の学生について

セントラルランカシャー大学は他の大学と比べても多様性が豊かなのでたくさんの国からの学生がいます。私が仲良くしているグループはみんなイギリス生まれですが両親共にイギリスの人は半数ほどです。なので、歴史的にみても多様性豊かな国であることがわかります。また、日本では高校を卒業したらすぐに大学に入学ということが多数だと思いますが、イギリスでは高校を卒業した後ギャップイヤーといって一年働いたり、勉強したり、旅行したりする人がいて友達は一年生の人が多いですが年は18歳から23歳までと幅があります。しかし、年の差があるからといって距離感を感じるわけではなく仲良くしています。性格の面ではイギリス人と日本人は共通する点があります。それは礼儀正しいということです。イギリス人は学校やパブでもドアを開けて私が先に通るように伝えてくれます。逆に、イギリスと日本で違うと感じた点は気さくな人が多いと言うことです。具体的に言うと誰にでも話しかける人が多いです。私が日本人の友達とマンチェスターに行く際の電車で日本語を話していると隣に座っていた人が「日本人ですか?僕は日本語を勉強しています。」というふうに会話が始まりました。また、話すことが大好きな人も多いです。学生同士の会話でも何かのトピックについて喧嘩でもしてるかのようにずっとお互いの言いたいことを話続けていました。最初は話に入る隙がなく困りましたがだんだん慣れてきます。

②イギリスを選んで良かったこと

はじめにイギリスにきて良かったと感じたことはイギリス英語を学べたことです。日本では義務教育でアメリカ英語を学び、イギリス英語に触れる機会があまりありませんでしたがアクセントだけではなく単語にも違いがあることが学べました。特にアクセントの違いは大きく、私の感覚ではイギリスの北の方に行けば行くほど、いわゆるスコットランドのアクセントの方が理解できなくなります。私のフラットメイトはスコットランド出身なのですが、最初に挨拶をしようと思い会話を始めたら本当に何を話しているかわかりませんでした。話すスピードが早い訳でもありませんでしたが理解することは難しかったです。日本では地方によって方言がありますが方言とアクセントは違い、発音の仕方が異なります。なので、イギリス人の友達同士でもこの人は聞きやすいけど、この人は聞きづらいなど多種多様で面白かったです。また、他の国の人のアクセントも勉強できます。私の体験ではインド人のアクセントがスコットランドの次に難しいと思います。

次に、イギリスを選んで良かったと思ったことは日本とは全く違う食べ物を体験できたことです。日本の料理はたくさん調味料を使い繊細な料理が多いと思いますが、イギリスの料理は食材のそのままの味を大切にしている気がします。なので質素な味が多いです。もちろん、ハンバーガーやピザもありますがイギリスの素材を活かした料理を楽しんでください。