Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オストラヴァ大学
2024年5月号 国際学部 N.O

こんにちは。今月に入り、気温もだんだん暖かくなってきています。今月は「授業紹介その2」と「個人的にもっと早くに知りたかったなぁと思ったこと」についてのお話しをしたいと思います。

 

「授業紹介その2」

2月からサマーセメスターが始まり、新しく履修している授業の中でみなさんにオススメしたい授業があります。それは「Gender and Sexuality」というクラスです。この授業はウィンターセメスターでも開講されているのですが、私は時間割の関係上取ることができなかったので、今期絶対取ろうと決めていたものでした。クラスメイトの3分の1ほどを留学生が占めており、授業形態はかなりアクティブなものなので、たくさん得るものがありました。日本人の学生は私ひとりだったこともあり、ディスカッションの時は日本人の代表として意見を聞かれているような緊張感や責任感を感じましたが、それで気づくことも多くありましたし、他の留学生の意見も聞けて面白い体験ができました。韓国人の学生とペアを組んでプレゼンテーションを行ったのですが、同じアジア圏でもそれぞれの国の現状や意見などに違いがあり、興味深いなと感じました。また、かなり他の国の生徒は自分の意見を堂々と発言するのでそういう授業への姿勢にも刺激を受けました。最後の授業が終わったあとは、教授からピクニックのお誘いを受け、みんなで公演にお菓子や飲み物を広げてカードゲームをしました。

 

「個人的にもっと早くに知りたかったなぁと思ったこと」

まず始めに、Ryanairという飛行機の学生割引についてお話します。ESNという学生団体のオフィスに行くと学生が旅行のときによく使う飛行機の学割を受け取ることができます。正確には座席の値段が安くなるわけではなく、預け荷物がひとつ無料になるというものです。全便が対象というわけではないので、旅行の計画を立てるときに上手く使えたらかなりお得になると思います。私はかなり後半になって知ったので、結局使うことはありませんでしたが、ヨーロッパでは学生向けの割引が交通機関や飲食店などで多く展開されていますので、その都度調べて学生ならではのお得を楽しんでみてください。

次に、プラハの春国際音楽祭についてです。プラハの春国際音楽祭とは、世界的に有名なマルチジャンルのフェスティバルで、チェコ共和国最大の音楽の祭典です。2024年は79回目の開催となり、5月12日から6月3日までプラハの様々なコンサートホールで50を超えるコンサートが実施されました。今年はチェコ出身であるベネジフ・スメタナの生誕を祝う年でもあったため、音楽祭初日はベルリン交響楽団によりスメタナの『わが祖国』が演奏されました。このような盛大な音楽祭が私の留学期間にあることを、私は音楽祭が始まって何日か経った後に知ったので、すごく後悔しました。チケットは人気のものはかなり早くから完売となっている様子でしたので、興味のある方はアンテナを張っておくなり友だちと早めに計画を立てるなりしておくことをお勧めします。

最後は今月ロンドンで鑑賞した舞台『千と千尋の神隠し(Spirited Away)』の写真をみなさんにシェアして終わろうと思います。