Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オストラヴァ大学
2024年4月号 国際学部 N.O

みなさんこんにちは。今月に入ってすぐお花見をしに出掛けましたが、チェコの桜はほとんど葉桜になってしまっていました。そんな少し悲しいスタートを切った今月は、「現地の学生、友人について」と「余暇の過ごし方」についてお話しようと思います。

 

「現地の学生、友人について」

留学先で最も力を入れたいことのひとつに友だち作りがあると思います。特に龍谷大学から交換留学生として派遣されるみなさんには、色んな国の人と交流する大きなチャンスです。

私の場合は基本的に寮で生活する中で友だちができることが多かったです。オストラヴァ大学の学生寮はたくさんの留学生が生活を共にしています。生活する場所が一緒なので、わざわざ外で会う約束をしなくても、「夜ごはんを一緒に作ろう」や「ちょっとスーパーまで一緒に行こう」などと軽いお誘いがしやすく、交流のハードルが低い環境だと感じます。友だちと1つの部屋に集まって夜ご飯を一緒に作って食べたあと、映画を観たり夜までお喋りをしたりと寮の中で楽しんでいました。

授業でも他国からの留学生や現地の学生と交流する機会が多々ありましたが、私の場合は授業がきっかけで深い仲になる、ということは少なかったです。どうしても自分から授業の前後に話しかけるのは勇気がいりますし、現地学生同士ではチェコ語で話していることを多く見かけたので、少しハードルが高く感じました。ただ、授業をきっかけに仲良くなっている留学生ももちろんいましたし、グループワークが中心の授業などは必然的に話す機会も多くなるので、少し勇気を出して頑張ってみると大きなものが得られるかもしれません。

また、現地の方と交流してみたいという人にお勧めなのが、「Czech Family」という制度です。学期の始まりに留学生宛にメールが届くので、詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、留学生とチェコの家族を繋げるというものです。この制度に登録した留学生にチェコ人ファミリーがランダムに割り当てられ、そのファミリーと交流することができます。基本的に子どもがいる家族と交流します。英語で会話ができるので、気になる方は気軽に応募してみてください。ただ、家族には少し当たりはずれがあるようで、頻繁に遊びに連れて行ってくれるフレンドリーな家族もいれば、一切コンタクトを取ろうとしない家族もいますので、あまり期待はせずに「良い家族に当たればラッキーかな」くらいの感覚で申し込むことをお勧めします。

 

「余暇の過ごし方」

授業の取り方によりますが、龍谷大学で勉強していた時期に比べて全休の日を作りやすかったです。上手く履修できれば、土日の前後を休みにして旅行に行きやすいようにすることもできやすいと思います。

私は休みの日はなるべく外に出るようにしていました。毎週大きな予定があるわけではないので、そういう普通の週末も、ちょっと遠めのところに歩いて買い物に行ったり、カフェでパソコン作業をしたり、友だちと映画館に行ったりしていました。平日ですと、大学図書館も小さいですが使用することができます。また、友だちと休みの日が合えば、TVルームの鍵を借りてお菓子を持ち寄り、ちょっとした映画パーティをすることもありました。ちなみに、TVルームは一つの棟に一部屋しかなく、とても人気です。部屋の鍵は毎日争奪戦です。

最後はそんな大人気のTVルームの写真で終わろうと思います。