Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2024年8月号 国際学部 A.M

―試験について―

ディーキン大学では、テストや大きめの課題が1つの授業につき平均3つほどあり、約1か月ごとに実施されます。学生は1学期に3~4つの授業を取るのが一般的で、最低でも9つの課題やテストをこなすことになります。課題やテストの形式は様々で、オンラインテスト、クイズ、対面テスト、プレゼンテーション、エッセイ、レポート、制作物などが含まれます。

スポーツやビジネス、理系の専攻の学生はテストが多い傾向があり、芸術系の学生は制作物を課題として提出することが多い印象です。特に学期の最後に行われるテストや課題は成績に大きく影響するため、多くの学生が時間をかけて取り組んでいます。

私の場合、今学期は4つの授業を履修しており、そのうち1つの授業は授業内課題で評価されるため、合計で11個の大きな課題があります。テストやプレゼンテーションはありませんが、ほとんどがエッセイやレポートなので大変です。語学学校でエッセイの書き方や参考文献リストの作成方法を学んだので少し自信はありましたが、実際に取り組むと、すべてのエッセイが1000ワード以上で、内容も難しいものが多いため苦労しています。

特に、参考文献を探すのに毎回苦戦しています。さまざまな学術文献のサイトを駆使しても、かなりの時間を要します。また、オーストラリアの大学では、提出したエッセイが引用した参考文献の内容とどれだけ合致しているかをチェックするシステムがあり、これにも気を使いながら進める必要があります。それでも、最終的に50%の成績を取れば合格できるので、これからも頑張ります。

―寮について―

6月末に語学学校から大学に切り替わるタイミングで寮に引っ越しました。約3か月半お世話になったホストファミリーと別れるのは寂しかったですが、新しい環境での生活を頑張っています。寮はアパートメントと一軒家があり、シェアハウスか一人暮らしかを選べます。また、男女混合かシングルジェンダーの部屋かも選択可能です。ただし、シェアハウスの場合、人数を選ぶことはできません。私の部屋は女性専用の5人部屋で、それぞれオートロック付きの個室があり、キッチンやリビング、シャワー、トイレは共有です。週2回清掃の方が来てくれるので、部屋はいつも清潔で嬉しいです。

ルームメイトに関しては、ホームステイの時にルームメイトととても仲が良かったので心配していましたが、皆とてもいい人たちでした。4人のうち2人はインド人で、残りはオーストラリア人です。私以外はみんな英語が流暢に話せるので、最初は会話についていくのが大変でしたが、皆親切に英語を教えてくれたり、一緒に映画を見たり、ビリヤードをしたり、外食をしたりと、とても楽しく過ごしています。特にインド人の一人と仲が良かったのですが、先月、その人は寮の近くに引っ越してしまったので、今月新しくケニア出身の方が別の寮から引っ越してきました。その方は私よりも年上のお姉さんで、とても話しやすく、困った時にはいつも助けてくれる優しい人なので良かったです。

国や文化の違いによる苦労もありますが、大学内にあるので便利ですし、ルームメイトたちとも仲良くやれているので、寮に引っ越して良かったと思います。